タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第27回はジャスティン・トーマスが選んだパターです。

ジャスティン・トーマスが選んだ「ファントム5.5」  

しばらくフューチュラX5のツアープロトタイプを使っていたジャスティン・トーマスだが、4月に行われたマスターズの週から、24年モデルのファントム5.5 ツアープロトタイプへと変更した。

画像: 「ファントム5.5 ツアープロトタイプ」ヘッド形状はファントム5.5だが、バックフェースに3ドットの入っていないプロトタイプモデル

「ファントム5.5 ツアープロトタイプ」ヘッド形状はファントム5.5だが、バックフェースに3ドットの入っていないプロトタイプモデル

画像: 「フューチュラX5 ツアープロトタイプ」マスターズ前までトーマスが使っていたモデル。ジェットネックが装着されたフューチュラX5

「フューチュラX5 ツアープロトタイプ」マスターズ前までトーマスが使っていたモデル。ジェットネックが装着されたフューチュラX5

1月開催のソニーオープン・イン・ハワイでツアーデビューを果たした新ファントムシリーズ。そこから調整を繰り返し、ようやくトーマスの望む打音を再現できたことで、今回のクラブチェンジが実現したという。

その決め手になったのは、アライメントを出しやすいウィング型のヘッドシェイプと、コンパクトなヘッドサイズだったとか。

マスターズ初日には、同組で回る松山英樹に、自らのパターを見せながら会話をする姿も見られた。もしかすると、トーマスは替えたばかりのパターのお気に入りポイントを話したくて仕方がなかったのかも……。

画像: マスターズ初日、自分のパターを見せながら松山と話すトーマス

マスターズ初日、自分のパターを見せながら松山と話すトーマス

昨年は、ツアー未勝利、ポイントランキング71位と、不本意な成績で終わったトーマス。新しいパートナーとともに巻き返しを図る姿に期待したい。

PHOTO/Getty Images
THANKS/アクシネットジャパンインク

※週刊ゴルフダイジェスト2024年5月28日号「キャメロンマニア宣言」より
※2024年5月18日16時35分、一部加筆修正しました。

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