"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の62歳の現役サラリーマン・木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第16話目は、謝りの言葉からスタートです(汗)
画像: 全国から仙台カントリー倶楽部 名取コースに集まった理事、幹事12名の皆さん

全国から仙台カントリー倶楽部 名取コースに集まった理事、幹事12名の皆さん

47都道府県でラウンドを再達成!

先週に引き続き、仕事絡みのゴルフで仙台カントリー倶楽部 名取コースでのラウンドです。しかも今回は、‟看板に偽りあり“。申し訳ありませんが、「下道&車中泊」ではなく、新幹線を使っての電車ゴルフでした。

過去に全国1011コースを制覇していますが、「下道&車中泊」でないケースは8回のみ。今回はサラリーマンなら避けて通れない‟仕事絡み”ゆえ、なにとぞお目こぼしを(笑)。

先週は公私ともに多忙で、5月29日は10カ月ぶりにフィンランド留学から帰国する娘を関西空港に出迎え。高速利用で往復7時間ドライブをして、帰宅後すぐ今度はナゴヤドームの中日×西武戦を観戦接待の仕事と八面六臂の活躍。娘はヨーロッパ7カ国をぐるぐる回って国際感覚と教養を身に付けたはず(ホンマ⁉)で、来年3月は就職予定。ちゃんと就職してくれないと、私の全国制覇の資金がなくなる不安も(笑)。そしてわが中日ドラゴンズはこの日もチャンスに1本が出ず、西武に負け。落ち込みながら帰宅しました。

さて本題。5月30日は新幹線で仙台へ。キャディバッグは送らずに、当然、自宅から担いで。往復で5千円以上の宅急便代は、もったいなくて払えません。ま、「体力使えば節約できる」が私のモットー。乗り換え駅の階段の上り下りも足腰の鍛錬と思えば頑張れるがや(笑)。

仙台駅に着いたのが13時。我が家から4時間。駅から歩いて10分で仙台国際ホテル到着。

じつは5月30日から6月2日までの4日間、仙台では「ポケモンGO」イベントが開催中。世界中からポケモンマニアが仙台に集合しているのだそう。ポケモンよりゴルフのほうが1000倍も面白いのに、と内心で呟きながらホテルへ。

ホテルもポケモンのせいで満室。ぎりぎり予約できたのは河北折込センターの東海林仁社長のおかげ。

画像: 仙台の河北新報社のビル前にたつ新聞少年の銅像。東池袋で新聞奨学生だった20歳当時を思い出しました。それが人生の原点

仙台の河北新報社のビル前にたつ新聞少年の銅像。東池袋で新聞奨学生だった20歳当時を思い出しました。それが人生の原点

画像: 大観楼の宴会、締めのうな重。美味すぎる

大観楼の宴会、締めのうな重。美味すぎる

私たちの集まりは、J-NOA一般社団法人日本新聞折込広告業協会理事会で、ひらたくいえば新聞の折り込みチラシを扱う事業者の北海道から九州までの代表が集まった、というわけ。会議終了後、「大観楼」で懇親会。

メインディッシュはうなぎのかば焼き。私、食通ではないけれども、こんなに旨いうなぎを食べたのは何年ぶりか? さすが創業202年。さすが杜の都・仙台。

6月末でサラリーマンを晴れて卒業する私が皆さんとお会いするのはこれが最後、というわけで中締めをご指名され、ゴルフの話をベラベラと「ええ加減にやめろ」といわれるまで喋りました(笑)。

ホテルに戻る途中で、急遽2次会開催が決定。北海道の本庄社長、広島の橘高社長、福岡の藤原社長と牛タン炭火焼「利休」に入るが、仙台名物の牛タンには目もくれず4人で飲みまくり。ホテル帰投は深夜の0時。

すぐベッドに潜り込むも、いつもの車中泊と違って、一流ホテルのベッドのせいか熟睡できず、ゴルフの楽しかった夢ばかり見て朝5時起床。前日買っておいたカップ麺、おにぎり、メンチカツパンで朝食。全部、炭水化物506円。ゴルフの前はこれでよし(笑)。

7時、ジャンボタクシーでホテルを出発。40分後に仙台CC名取C到着。ドライビングレンジには行かず、グリーンとアプローチのみ練習。このほうが、スコアがよい場合が多い。理由は力まないからかも。

8時30分スタート。3組12名のコンペ。私は1組目。天気予報は3日前まで曇りだったのに、だんだん雲行きが怪しくなって、この日はラウンド終了まで小雨がパラつく。カッパは軽量化のために持参せず、傘をさしてプレー。なんと靴もウォーキングシューズ。クラブは通常14本のセットを、軽量化のために11本に減量。キャスコUFO44と66、それに52度のウエッジを抜いて持参。

前半のアウトは、いつもより力まず、ゆっくり意識してスウィングしたせいか、今年初の30台が出て39。なんと5番パー4はピン手前からの上り3メートルをキャディさんの指示通りに打ってバーディ。キャディさんはフィンランド帰りの娘と同名。親近感がバーディを呼んだ?(笑)。

同じ組の増井社長はこの理事会の理事長。元高校球児で甲子園の出場経験あり。1年前から同組のときはグロス勝負しているが、私の1勝2敗。本日勝って5分にしたい。デッドヒートで増井社長40。

久しぶりの30台で気をよくして、ランチの生姜焼きとビールの飲み過ぎがこたえ、後半はダボ、ダボ、スタート。90は切らなきゃと気を取り直して踏ん張り、ラストの18番パー5はピン上60センチからスライスラインのボギーパットが残るも、キャディさんの「カップ左外」を2度も聞き直して、軽く触れてカップイン。ぎりぎり39・49の88で増井社長と同点ドロー。勝てなかったけど、負けなかったから、ま、ええか(笑)。

表彰式は末尾から発表。ふだん手ごたえがあるときは胸騒ぎがするのに、この日は無欲。なかなか名前が呼ばれず、最後に「木村さん」といわれてびっくり。隠しホールがハマりまくり、新ぺリアのハンデ18でネット70は望外の結果で超ラッキー。

画像: イン14番130ヤードのパー3。私は1オン3パットのボギー。写真は新潟の中川社長

イン14番130ヤードのパー3。私は1オン3パットのボギー。写真は新潟の中川社長

この業界のゴルフ達人で知られる新宿の家光社長39・36の75には遠く及ばないものの、雨の中をよく頑張りました。神様は見とるんやのう、どこを?(笑)。

過去、47都道府県は1カ所以上、全部プレーしているが、宮城県は太白カントリークラブが2年前に閉鎖。今回、仙台CC名取Cをプレーして空白が埋まったのも嬉しい。東海林社長に渡邊支配人を紹介してもらい、「将来、東北ツアーで訪れたときに応援してください」とお願いしました。

帰りは仙台駅で娘から強い要望のあった牛タンを買い込み、重いキャディバッグを網棚に乗せ、7月からのゴルフ日程の予約をしながら、あっという間に名古屋駅に到着しました。

●日本のゴルフ場1012カ所目
●今回の総走行距離:0キロ(もし下道で行けば往復1400キロ以上。7月以降にやります!)
●今回の経費:仙台CC名取Cプレー代1万4612円、コンペ参加費4000円、飲食費3957円、交通費0円、合計2万2569円

次回は、ちゃんと「下道&車中泊」で志賀高原カントリークラブ、斑尾高原カントリー倶楽部を攻略予定。

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