みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。今回は7月12日発売のプロギアの最新ドライバー『RS MAX』のロフト10.5度で、センター、トウ、ヒールで打ったときのデーターを比較し、MAXを謳う寛容性の有無を検証した。

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プロギア『RS MAX ドライバー』を徹底試打!

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寛容性を備えた『RS MAX ドライバー』

プロギア『RSシリーズ』は、16年発売の2代目以降、レギュラーモデルの『RS』、フェードバイアスの『RS F』はシリーズを通してラインナップされている。5代目の『RS5シリーズ』からもう1クラブラインナップが増えて3兄弟モデルとなったが、いわゆる寛容性を備えたモデルを当時は『RS +』、6代目を『RS D』とネーミングが変わってきた。そして今作は“最大”を示す“MAX”が使われ『RS MAX』となった。

画像: 「RSシリーズ」の7代目となる「RS Xシリーズ」の『RS MAX ドライバー(ロフト角/10.5度)』

「RSシリーズ」の7代目となる「RS Xシリーズ」の『RS MAX ドライバー(ロフト角/10.5度)』

『RSXシリーズ』のフェースセンターに「重心点」「最大たわみ点」「最高CT点」を精密に一致させた“精密4点集中フェース”でギリギリの精度を高め、“CNC ミルド X フェース”でたわみを増大させ、高初速を実現。『MAX』モデルの特徴は、シリーズ史上最大の慣性モーメントを達成し、ブレないヘッドに仕上げた。曲がり幅を抑え、強弾道で飛ばしたいという、フェースローテーションを抑えてスウィングするゴルファーに最適、が謳い文句だ。

今回は、ロフト10.5度のヘッドに純正シャフト『Diamana for PRGR(フレックスS)』を装着して、ヘッドスピード42m/s前後でセンター、トウ、ヒールで打ったときのデータを検証した。

画像: 純正シャフト『Diamana for PRGR(フレックスS)』

純正シャフト『Diamana for PRGR(フレックスS)』

適正ヘッドスピードを探る

まず『RS MAX』の構えたときの癸生川プロの印象は、「MAXなので、ヘッドは大きくて、薄いシャローヘッドの感じがします。フェースの向きはそんなに左に向いている感じもなく、当てやすいという感じは凄くあります」。

癸生川プロは、「良い飛び方している。打感はけっこう弾く、硬めの感じで、球離れは早く感じます。とはいえ、滑る感じはないので、飛びますね」。

試打データ
【センターヒット】
<トラックマン4のデータ>
クラブスピード●42.1m/s
ボール初速●62.3m/s
打ち出し角●11.7度
スピン量●2886rpm
降下角●33.1度
キャリー●223.8Y
飛距離●251.6Y
打ち出し方向●1.7度左
スピンアクシス●1.6度左
SIDE●7.8Y左

<GCクワッドのデータ>
Hインパクト●0ミリヒール
Vインパクト●1ミリ高

画像: HS42m/sで試打したときのトラックマン4(上)、GCクワッド(下)のデータ

HS42m/sで試打したときのトラックマン4(上)、GCクワッド(下)のデータ

センターヒットだけヘッドスピード40m/s前後でも打ってみたが、癸生川プロは、「40m/sくらいで打っても、飛び方は良い。僕は42m/sより40m/sのほうが球の飛び方を見ていると良いなと思う。もちろん42m/sでも打てないということはないですよ」。

一方、データを見た小島プロは反対に、この『RS MAX』×『Diamana for PRGR(フレックスS)』であれば、HS42m/sのほうが適正スピード帯だろうという意見だ。注目したのは「球のつかまり」で、42m/sの場合は、打ち出し方向が1.7度左、弾道の傾きが1.6度左、最終落下地点は7.8ヤード左と球がつかまっていたが、40m/sになると打ち出し方向が0.1度右、弾道の傾きが5.5度右、最終落下地点は8.2ヤード右と、球のつかまりが悪かったのだ。

画像: HS40m/sで試打したときのトラックマン4(上)、GCクワッド(下)のデータ

HS40m/sで試打したときのトラックマン4(上)、GCクワッド(下)のデータ

小島プロは「ヘッドスピードが遅いとつかまり難いんじゃないかなという感じがしました。シャフト自体がしっかりしている印象なので、42m/s前後のほうが合っていると思います」。

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プロギア『RS MAX ドライバー』試打! トラックマン&GC4で徹底分析!

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