関西2府4県、171クラブが参加
普段はなかなかプレーできない敷居の高いコースでプレーできたり、通常より料金が割引されたりすることで、毎年人気コースの予約は電話受付開始から1時間経たずに埋まってしまうという人気イベント。
ちなみに関東地方では千葉県、神奈川県、山梨県で同様のものの開催が予定されている。
一方、関西の同フェスタは13回目を数え、関西2府4県、171クラブが加盟する規模の大きさも売り。
関西ゴルフ連盟、関西ゴルフ連盟支配人会が主催し、期間は7月1日から9月13日までの75日間(土日含む)。171クラブには日本を代表する名コースも含まれる。
一例を挙げると神戸GC、小野GC、琵琶湖CC、茨木CC、大阪GC、六甲国際CC、京都GCなどだ。
同フェスタのプレー料金は、各ゴルフ場が設定するフェスタ特別料金にゴルフ場利用税、ゴルフ振興協力金30円、府県ゴルフ振興基金へのチャリティ費500円が加算される。
期間中は参加でき、3~1名1組でラウンドする個人戦も開催。開催日はコースによって異なるが、ペリア方式で行う。
申し込み方法はインターネット(「オール関西チャリティゴルフ」で検索)とFAX(ホームページ内のFAX申込書)による先着順。また期間中に異なる3会場でプレーし、集めたスタンプをスマホアプリ「furari」に応募することで、全員に記念品(ゴルフ振興共通利用券2000円分)が贈呈されるデジタルスタンプラリーも開催。
チャリティで集まったお金は昨年、京大iPS細胞研究所や日本障害者ゴルフ協会活動基金などへ寄付されたが、今年は特別支援として能登半島地震義援金も追加している。
関西での各ゴルフ場支配人たちが、緊密にコミュニケーションを図っているからこその成果であろう。支配人会に"あっぱれ"の旗一本!
※週刊ゴルフダイジェスト2024年7月16日号「バック9」より