24年の「資生堂レディス」で初優勝を飾った桑木志帆を支える小楠和寿トレーナーに、スウィングスピードを作る前鋸筋のトレーニングを教えてもらおう。

小楠和寿トレーナーはスウィングに直結するトレーニング指導で多くの成果を出している。桑木自身も「トレーニングしてきたことが成績にもつながって、その大切さを感じています」とシーズンを通してトレーニングを続ける重要性を実感している。

画像: ツアー中でもトレーニングを続け成績につなげた桑木志帆(右)と小楠トレーナー(左)(写真/増田保雄)

ツアー中でもトレーニングを続け成績につなげた桑木志帆(右)と小楠トレーナー(左)(写真/増田保雄)

自宅でできる簡単なストレッチやトレーニングで、スウィングをブラッシュアップしてみよう。

プランクからの上下運動でわき下の前鋸筋を鍛えよう

「背筋を伸ばしひじで体を支えるプランクの姿勢から始めます。そこから胸を落とし上体を上下させます。姿勢をキープしたまま上下させることを意識しましょう」(小楠トレーナー、以下同)

普段運動から離れている人は、背筋を伸ばしたプランクから始め、30秒できるようになれば合格点だ。そこから胸を上下させるとわき下の前鋸筋を使う感覚がつかめるはずだ。

画像: 背筋を伸ばしたプランクの姿勢から胸を上下させ、10回を2セットできれば合格だ

背筋を伸ばしたプランクの姿勢から胸を上下させ、10回を2セットできれば合格だ

肩に痛みがある場合は、無理のない範囲で回数を調整しよう。

このトレーニングでNGなのは、腰を高くしたり上下させるときに体幹の緊張をゆるめてしまうこと。背筋を伸ばした姿勢をキープしたまま胸を上下させることが大切だ。

画像: このトレーニングでNGなのは体幹をゆるめてしまうこと。頭からかかとまでを一直線にしてお腹の力は抜かないようにしよう

このトレーニングでNGなのは体幹をゆるめてしまうこと。頭からかかとまでを一直線にしてお腹の力は抜かないようにしよう

このトレーニングをスウィングに当てはめてみると、バックスウィングで押し込める感覚がつかめると小楠トレーナー。体幹をゆるめずに背中をターゲットに向けることで、ダウンスウィングのスピードをアップさせることができるという。

画像: 体幹をゆるめずにバックスウィングすることでダウンスウィングのスピードアップに効果的なトレーニングだ

体幹をゆるめずにバックスウィングすることでダウンスウィングのスピードアップに効果的なトレーニングだ

手始めに30秒のプランクからスタートし、10回を2セットできるように頑張ってみよう。

取材協力/J’sスポーツボディ

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