デシャンボーの飛距離アップにもひと役買ったというヘッドスピードアップ(以下・HS)プログラムがアメリカから導入された。年齢やスキルにかかかかわらずHSが上がるということで、ベテランの矢野東が読者に代わって受講している模様が2024年11月号の「月刊ゴルフダイジェスト」に掲載されている。矢野東に飛距離の“伸びしろ”はあったのか!? みんなのゴルフダイジェストでも一部抜粋してお届けしよう。
画像: やの あずま/40歳を過ぎてから大幅なスウィング改造を行いシードに返り咲くなど、真面目で貪欲。ツアー3 勝。「FIVEELEMENTS」マネージングディレクター。今回の体験の模様は「矢野東 GOLF TV」でも視聴できる

やの あずま/40歳を過ぎてから大幅なスウィング改造を行いシードに返り咲くなど、真面目で貪欲。ツアー3 勝。「FIVEELEMENTS」マネージングディレクター。今回の体験の模様は「矢野東 GOLF TV」でも視聴できる

画像: デシャンボーも取り入れた「マック3」のヘッドスピードアッププログラムを矢野東プロが体験! 平均HSが3m/sも上がったレッスンの内容とは?

担当したのはマック3公認インストラクター:新畑奈奈さん

デシャンボーも成果を上げた“ヘッドスピードアッププログラム「Mach3 SPEED TRAINING(以下マック3)」
複数の資格を持つパーソナルトレーナーのマイケル・ロマトウスキー氏が考案したヘッドスピードアップを目的としたプログラム。筋トレとは違い独自開発の道具を振ることが基本で、米国では子どもからシニアまで幅広いゴルファーが平均5m/sもHSを上げている。

【マック3体験の結果】フォロー側でエネルギー出力が最大になる

矢野東に「マック3」のことを説明すると「筋トレではない新しいHSアッププログラム」という部分に興味を示して体験を買って出てくれた。実際に45分間のセッションが始まると「これはキツイ ! 」と息が上がる場面も。

画像: 写真上:『スピードボンバー』/写真下『ジェットスティック』

写真上:『スピードボンバー』/写真下『ジェットスティック』

大まかな内容は、重くてしなる「スピードボンバー」、軽くて音が出る「ジェットスティック」、さらに重くて長いロープ「ヴェロキラプター」という器具を順番に振っていくのだが、どれもフォロー側を意識しながら最大スピードで振るというところがミソのようだ。

【マック3セッション・STEP①】
ウォーミングアップ

画像: マック3の理論に基づいたウォーミングップを実践する矢野

マック3の理論に基づいたウォーミングップを実践する矢野

「ろっ骨がエンジン」というマック3の理論に基づいて考案されたウォーミングアップメニュー。これをやるだけで飛距離がアップしそうな雰囲気。

【マック3セッション・STEP②】
データ計測※ドライバー5球後

画像: 事前にデータ計測中。平均はHSが48.9m/s、ボール初速は68.3m/sだった

事前にデータ計測中。平均はHSが48.9m/s、ボール初速は68.3m/sだった

本格セッション前に事前データを計測。しっかりとしたウォーミングアップ後だけあって「いつも通りのちゃんとした数値が出ました」(矢野)

疲れた様子を見せながらもセッション後の計測ではHSが平均で3m/s上がったことには本人も納得。公認インストラクターの新畑さんによると「このセッションで筋力が上がったわけではなくエネルギーの出力方向がフォロー側に変わり、それがHSアップに繋がるという仕組みです。もちろん継
続すれば体幹の筋力もアップしてさらなる飛距離アップが望めます」。

【マック3セッション・STEP③】エクササイズ 1
重くてしなるスピードボンバー(8㎏)

画像: 8kgと重くてしなる「スピードボンバー」をスウィング

8kgと重くてしなる「スピードボンバー」をスウィング

「ろっ骨がエンジン」というマック3の理論に基づいて考案されたウォーミングアップメニュー。これをやるだけで飛距離がアップしそうな雰囲気。

【マック3セッション・STEP④】エクササイズ 2
軽くて音が出るジェットスティック(4㎏)

画像: 「スピードボンバー」の半分である4kgの「ジェットスティック」は音が出る練習器具だ

「スピードボンバー」の半分である4kgの「ジェットスティック」は音が出る練習器具だ

フォロー側からハーフウェイバックまでスピードを出して戻す動きを繰り返したあとに、次はハーフウェイバックからフィニッシュまで繰り返し速く振る。

【マック3セッション・STEP⑤】エクササイズ 3
重くて長い「ヴェロキラプター」

画像: 相当ハードで普段からトレーニングを欠かさない矢野でも息が上がるほど

相当ハードで普段からトレーニングを欠かさない矢野でも息が上がるほど

最後はさらに重量のあるロープをフォロー側に大きく飛ばす動き。これが相当ハードで普段からトレーニングを欠かさない矢野でも息が上がる。「飛ばしに直結する動きだからこれでHSが上がるのは納得ですね」(矢野)

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