月刊ゴルフダイジェスト11月号では、活躍する7人の男子プロの『ティーアップ』の高さを調査している。我々アマチュアゴルファーは「おおよその高さ」でティーアップをすることが多いと思うが、これから紹介する “高さ” から自身の理想的なティーアップの高さがわかるかも⁉︎
協力してくれた男子プロのスタッツを公開 !
鍋谷太一
1996年06月19日生まれ、大阪学芸高校出身。
賞金ランク:28位/飛距離:286Y(53位)/パーセーブ率:86.0%(38位)/トップ10回数:4回
阿久津未来也
1995年03月17日生まれ、日本大学出身。
賞金ランク:19位/飛距離:276Y(89位)/パーセーブ率:87.0%(24位)/トップ10回数:4回
佐藤大平
1993年07月09日生まれ、東北福祉大学出身。
賞金ランク:15位/飛距離:274Y(92位)/パーセーブ率:87.8%(9位)/トップ10回数:3回
岩﨑亜久竜
1997年12月17日生まれ、日本大学出身。
賞金ランク:11位/飛距離:297Y(17位)/パーセーブ率:86.2%(34位)/トップ10回数:3回
宇喜田飛翔
2001年05月16日生まれ、大阪学院大学出身。
賞金ランク:72位/飛距離:288Y(44位)/パーセーブ率:84.9%(59位)/トップ10回数:1回
池村寛世
1995年08月30日生まれ、志布志中学校出身。
賞金ランク:26位/飛距離:302Y(10位)/パーセーブ率:87.0%(21位)/トップ10回数:4回
細野勇策
2003年01月09日生まれ、ルネサンス大阪高等学校出身。
賞金ランク:31位/飛距離:288Y(43位)/パーセーブ率:86.3%(32位)/トップ10回数:2回
解説/米田 貴
アマチュアもティーの高さ意識すべし「打ち方によって変える方法もあります」
米田プロいわくアマチュアの人はボールに当てたい気持ちが強すぎて高い傾向にあるとのこと。「ティーの高すぎは打点を安定させるのが難しいです」
「アッパー軌道が強い人はあえて低めにセットすることで上から打つイメージが湧きやすく、逆に軌道が鋭角な人は高めにしたほうが打ち込みを抑えられます」(米田)
●アッパーすぎる人▶低めがいい (~3㎜)
●打ち込み過ぎる人▶高めがいい (8㎜~)
マクロの世界、細野の2ミリ
1センチより高いプロはいない
ドライバーのティーの高さは、低い高いなど気にすることはあっても、アイアンでそこを意識しているアマチュアは少ないはず。そこで、男子プロの7Iのティーの高さを実際に計測させてもらった !
「僕は低いのが好きです」という細野勇策に話を聞くと「フェアウェイのちょっといいライで打てるくらいがいいので、本当に少しティーが出ているくらいでいいんです。ティーが高すぎると、ヘッドを入れられる範囲が多くて難しいですし、悩んでしまいます」。
逆にやや高めだった阿久津未来也は「正直自分が高いか低いかはわかってないです。ただ、芝からちょっとティーは出ていてほしいという感覚ですね」
米田プロいわくアマチュアの人はボールに当てたい気持ちが強すぎて高い傾向にあるとのこと。「ティーの高すぎは打点を安定させるのが難しいです」
中にはこんなパターンも !
【パターン①】市原弘大/「クラブで高さを変える」
「クラブが長くなればなるほどヘッドの軌道がゆるやかになるので、ティーの高さも少しずつ高くしています」(市原)
【パターン②】阿久津未来也/「球筋で高さを変える」
「球を高く上げたいときはティーを高めにして、逆にライン出しや抑えめに打ちたいときは低くします」と阿久津。プロによってはドローとフェードを打ち分けるときにもティーの高さを変えているようだ。
【パターン③】細野勇策/ティーアップしないケース
低めティーアップが好きな細野は、8I以下はティーを刺さないことが多いと言う。「低めが好きなので短い番手は芝の上に置いてそのまま打つことが多いですね」
===
プロのティーアップ事情はいかがだっただろうか。アマチュアのみなさんもこの記事を参考に、次のラウンドで自分に合ったティーアップの高さを試してみるとティーショットが楽になるかもしれない。今回紹介した内容は月刊ゴルフダイジェスト取材班がツアーで拾った生情報をお届けする『プロ汁 ごっくん。』に掲載中。まだまだ他にも有益な情報がたくさんあるが、続きは月刊ゴルフダイジェスト11月号、Myゴルフダイジェストで確認 !
続きは
こちら!