米女子ツアーのT-モバイルマッチプレーで、日本勢としてただひとり決勝トーナメントに進出した西郷真央。昨年獲得した”新人王”の価値とは?
画像: 昨年「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した西郷真央

昨年「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した西郷真央

現在、米女子ツアーの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」ランキングは竹田麗央選手、山下美夢有選手、馬場咲希選手がトップ3を占める、日本人独占状態。

そんな権威あるルーキー・オブ・ザ・イヤーに昨年輝いたのが西郷真央選手です。この賞がどれだけすごいのか、あらためて2014年以降の受賞者を眺めてみましょう。

2024年 西郷真央

2023年 ユ・ヘラン(米国2勝)

2022年 ジーノ・ティティクル(米国4勝 ※世界ランク2位)

2021年 パティ・タバタナキット(米国2勝、メジャー1勝)

2019年 イ・ジョンウン6(メジャー1勝)

2018年 コ・ジンヨン(米国15勝、メジャー2勝)

2017年 パク・ソンヒョン(米国7勝、メジャー2勝)

2016年 チョン・インジ(米国4勝、メジャー3勝)

2015年 キム・セヨン(米国12勝、メジャー1勝)

2014年 リディア・コ(米国23勝、メジャー3勝)

どうでしょうか。いかにすごいメンバーと肩を並べているかがわかるのではないでしょうか。未勝利でルーキー・オブ・ザ・イヤーをつかんだ西郷選手以外は全員優勝を経験し、ほとんどの選手がメジャータイトルをつかんでいます。

現在世界ランク1位のネリー・コルダでもとれていないことからも、米女子ツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤーのレベルの高さがわかるのではないでしょうか。

さて、今年は竹田麗央選手といった馬場咲希選手、岩井ツインズといった“大型ルーキー”の話題が多く目に入ってきますが、西郷選手も順調な2年目シーズンを送っています。

ここまで6戦して4試合で予選を通過し、2度のトップ10入り。現在CMEポイントランクは20位。ロレックスランキング(女子世界ランキング)は35位につけています。

先週のTモバイルマッチプレーでは日本人選手として唯一決勝に進出。現在CMEポントランク1位のエンジェル・インに惜しくも敗れましたが、その実力を示しました。

昨年は29試合をプレーして、予選通過24試合、トップ10入り7回という圧倒的な安定感を見せつけた西郷真央選手(予選通過数はランキング1位の成績でした)。

ルーキー・オブ・ザ・イヤーの実力を発揮し、今年は初優勝、そしてメジャー制覇に期待したいですね!

今年も新人王は日本勢が獲得できる?

西郷真央のドライバーショット連続写真

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