ミニドライバー界隈がにわかに騒がしい。その中において、テーラーメイドが仕掛ける次なる一手は“調整機能”の充実。その正体は、往年の逸品の名を冠した「r7 Quad MINI DRIVER(クアッド・ミニドライバー)」。新たなミニドラの性能、そして使い方を徹底解剖した。
ミニドラで“直ドラ”LESSON
ヘッドを上から入れる意識をアドレスで作っておこう
ティーアップ時よりボール1個分右にセット

直ドラは下からあおるスウィングでは打てないので、ヘッドが上からボールにコンタクトできるように、ティーアップ時よりもボール1個分右にセット。レベルからダウンブロー軌道でとらえよう。
左6、右4の体重配分で構える

直ドラはアドレスが大事。ボール位置を通常より中に入れたら、体重配分にも工夫を。ティーアップ時はやや右足体重と言われるが、直ドラは左6割のやや左足体重で。左ひざの上に重心を置く感覚で構えよう。
【実戦編】クラブが寝やすい人は少しオープンスタンスに

ややオープンスタンスに構える
ダウンスウィングでクラブが寝て入りやすい人は直ドラが打ちづらい。そういう人は、ヘッドが上から入りやすいように少し左を向いてカットめのスウィングを心がける。フェード系の球でOKだ。
【ドリル】右足を引いて“つま先立ち”! 上から入れる感覚を学ぶ

右足を引き、かつつま先で立つドリルがオススメだ
右足を1歩引いてつま先立ち、そのままショットする練習が効果的。強制的に左足体重でスウィングでき、あおり打ちの解消につながる。普段からボールを持ち上げるクセのある人も取り入れよう
写真/三木崇徳、小林司、Getty Images
協力/新武蔵丘GC、オールデイゴルフ笹塚
