全英オープンを主催するR&Aが来年2026年、ロイヤルバークデールで開催される第154回大会に向けて新たな体験プログラムの導入を発表した。
画像: 前回の2017年、ロイヤルバークデール大会で優勝したジョーダン・スピース

前回の2017年、ロイヤルバークデール大会で優勝したジョーダン・スピース

今夏に観戦チケットの抽選が開始されるが、それに先駆けて新たな体験プログラムのエントリーが開始される。ラグジュアリーラウンジも使えるオールインクルーシブのホスピタリティプランや高台にある専用観戦席を確保できるなどファン垂涎の内容だ。

また、観戦と旅行プランをセットで販売するデスティネーションパッケージも導入。チケット購入時に宿泊や移動手段を選択できるようになり、これまで別々に予約していた手間を一度で済ませることができるようになる。さらにキャンプやグランピングをしながら全英オープンを体験したいというファンのためにオープンロッジングを採用する方針だ。

R&Aのプレミアム体験担当ディレクターのブレット・トンキン氏は「ファンを対象にした広範なアンケート調査やさまざまなリサーチを経てゴルフ愛好家の方々に忘れられない思い出を作っていただける新たなパッケージを導入しました」。

具体的には15番グリーンと16番のティーを見下ろす高台に臨場感溢れる観戦可能なデューンズハウスを設置。7番パー3に面した場所にはラグジュアリーな隠れ家などを配置する予定で「他に類を見ない形での観戦を提供します」(トンキン氏)。

全英オープンの観戦チケットを優先的に確保できるだけでなく旅の手配やラグジュアリーな体験まで。抽選に応募するにはメンバーシップクラブの登録が必要になる。7月に開催される北アイルランドのロイヤルポートラッシュでの大会には記録的観客動員が予想されており、26年の大会チケット需要も引き続き高いことが予想される。

前回17年のロイヤルバークデール大会ではジョーダン・スピースがマット・クーチャーを破り初の栄冠に輝いた。来年はあなたが全英で特別な体験をしてみてはいかが?

※週刊ゴルフダイジェスト2025年6月3日号「バック9」より

2026年大会に向けて変貌したロイヤルバークデール

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