女子ゴルフの今季国内ツアー第12戦ヨネックスレディス第2日が7日、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブで行われ、宮田成華が6バーディ、2ボギーの4アンダー68で回り、通算11アンダーで単独首位を守った。最終組でスタートする8日の最終日はプロ9年目のツアー初優勝を目指す。66をマークした穴井詩は1打差の通算10アンダー2位から逆転Vを狙う。

初日7アンダーで2日目4つ伸ばし11アンダーで首位をキープして最終日に臨む宮田成華
宮田は1番パー5でバーディを奪い、前日からのいい流れを引き継いだ。2番パー4でボギーをたたいたが、4番パー4、5番パー5で連続バーディ。前半を33で回ると、後半も2バーディ、1ボギーでまとめて通算11アンダーまでスコアを伸ばした。
「何ホールかピンチもあって、昨日よりはショットが乱れるところもありましたが、耐えながら、取れるところをしっかり取って、メリハリのある1日だったかなと思います」
目の前のプレーに集中し切った。後続は穴井が66、沖せいらが64、笠りつ子が66で追い上げてきたが「今日はバーディ合戦になるなと思ってスタートしました。スコアボードが少ないので、あまり自分の状況が分かっていなかったので、自分のことだけに集中してプレーできました」と振り返った。
2日連続で首位を守り、最終日は完全優勝での初戴冠を目指す。
「(2日間首位は)うれしいです。でも、まだ18ホールあるので気は抜けない。ネガティブな感じはない。明日も先輩たち(穴井、沖)と一緒で回りやすいですし、いい刺激がもらえるので、いい一日になるんじゃないかと思います」
落ち着いた口調で勝負の最終日を見据えた。