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大西翔太コーチがアマチュアゴルファーの「あるある」を解決するとっておきの方法を教えます!
今回のテーマは「木の上にボールがある!」状況。あまり見かけない状況ではあるが、大西コーチ曰く、こういった大ピンチは3年に1回くらいあるとか。通常“なって”しまったら諦めてペナルティを払って打つことが多い。しかし、「自分のボールだと確認でき、なおかつクラブが届くところであれば、このピンチ、チャンスに変えることができるかもしれませんよ!」と大西コーチ。ルール的にも、その場で打っても問題ないこの状況、ズバリ解決してくれた。
まずは状況をしっかり把握しよう

自分のボールと特定したら、クラブが届くか判断。この判断が大事
木の上に“なって”しまったら、それだけで気分が落ちてしまう。こんなついてないことがあるのか……と自虐的にもなるが、それでもまずは今の状況を確認して、どうするべきかを判断することが大事。
「ボールが木の上に“なって”しまったら、まずは自分のボールかどうか確認しましょう。今はレーザー距離計などがあるので、比較的自分のボールと判別しやすくなっているので見つかる確率も上がっています。自分のボールと確認できた場合、次にやるべきは“クラブが届くか”どうか。当然ですが、クラブが届かないくらい高いところではもはやお手上げです。しかしクラブが届くくらいの高さであればペナルティを払わずにチャレンジすることができます。状況判断をしっかりして、いける場合は思い切っていきましょう」(大西・以下同)
“テコ打法”でピンチをチャンスに

グリップはスプリットハンドでテコの原理を活用
打ち方はというと、この場面では少し特殊な打ち方が必要だという大西コーチ。
「ボールが自分よりも上にあるという、ただでさえ安定しない状況でクラブを普通に持って打つと当たる確率が低くなってしまいます。そこでオススメしたいのがスピリットハンドにして打つことです。離して持つとクラブをテコのように動かせるので軌道が一定になりやすいというメリットがあります。こんな時に体をどう使おうとか、そんなことは考える必要はありません。とにかく体は固定してテコの要領でクラブを動かす。これだけでいい。できるだけ体の動きを小さくしてクラブだけが動くようにしましょう。そうすればうまくヒットでき、ピンチな状況をチャンスに変えることができますよ!」
滅多にある状況ではないが、ないとも言えない大ピンチな場面。できるできないは別として、解決方法を知っているだけでも現場での心持ちも変わってくるはず。こんな状況に遭遇しても、これを見ておけば冷静に対処できるはずだ!