みんなのゴルフダイジェストのYouTube「みんゴルガチギアトラック」は、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太による、“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画。今回はPRGR『RS SPEED』のオフセンターヒットした時の許容性や、お勧めしたいゴルファー層の選定などを探っていく。

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画像: GGT75PRGR RS SPEED 105 www.youtube.com

GGT75PRGR RS SPEED 105

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今回試打するPRGR『RS SPEED』のスペックと特長を小島プロが解説。「今回は、ロフトは9度、10度、10.5度とあるうち10.5度。シャフトは純正の『SPEEDER NX FOR PRGR』のS(M43)、長さは45.75インチです。特徴は軽さですね。『RS MAX』に比べてヘッドは6グラム、シャフトは4グラム、クラブ全体で24グラム軽くなっています。振り抜ける軽さというのがコンセプトになっています。ヘッドはシームレスのフルチタンで、いわゆるCT値(ドライバーの反発係数)の限界ギリギリの高反発で、つかまりの良いヘッドということです」。

画像: 試打スペック/プロギア『RS SPEED(10.5度)』×『SPEEDER NX FOR PRGR』S(M43)

試打スペック/プロギア『RS SPEED(10.5度)』×『SPEEDER NX FOR PRGR』S(M43)

小島: 見た目はどうですか?

癸生川: ちょっと薄い、シャローだね。

小島: PRGRって昔からシャローのイメージ、ないですか?

癸生川: え、そう?

小島: 僕はあるんですよね。スピード帯はどうしますか?

癸生川: シャフトにはM43って書いてあるけどね。

小島: では、それよりちょっと速めの45m/sでいきましょう!

試打で使うボールはいつもどおりタイトリスト『PRO V1』。では試打開始!

■45m/s前後でセンターで打ってみる

画像: HS45m/s前後でセンターヒットしたときのトラックマン4のデータ(上)とGCクワッドデータ(下)

HS45m/s前後でセンターヒットしたときのトラックマン4のデータ(上)とGCクワッドデータ(下)

【トラックマン4のデータ】
クラブスピード●45.1m/s
ボール初速●67.2m/s
打ち出し角●12.3 度
スピン量●2608rpm
降下角●34.7度
キャリー●244.9 Y
飛距離●272.5Y
打ち出し方向●2.5 度右
スピンアクシス●7.1度左
SIDE●4.3Y左
 
【GCクワッドのデータ】
Hインパクト●3ミリトウ
Vインパクト●0ミリ

打感や弾道を見ての感想は?

癸生川: 振りやすかった。変なしなりもなかったし。

小島: そうなんだ! この軽さ(176グラム)で、それはすごいね。

癸生川: 打点ズレした時には凄そうだけど。

小島: 確かに今のは打点は良い所に当たっています。でもそこも考えているんだろうな。数値はかなりいいです。

■小島プロのデータ分析

クラブスピード45.1m/sとボールスピード67.2m/sの割合は良いですね。打ち出しの高さ12.3度、スピン量2608rpm、落下の角度34.7度も良いですね。打ち出しの方向は2.5度右で、アクシスは7.1度とちょっと強めだけど、きれいなドローボールです。

■45m/s前後でトウヒット

画像: HS45m/s前後でトウヒットしたときのトラックマン4のデータ(上)とGCクワッドデータ(下)

HS45m/s前後でトウヒットしたときのトラックマン4のデータ(上)とGCクワッドデータ(下)

【トラックマン4のデータ】
クラブスピード●44.7m/s
ボール初速●65.6m/s
打ち出し角●11.8 度
スピン量●3024rpm
降下角●36.4度
キャリー●239.1Y
飛距離●263.5Y
打ち出し方向●6.3 度右
スピンアクシス●4.7度左
SIDE●6.5Y右
 
【GCクワッドのデータ】
Hインパクト●17ミリトウ
Vインパクト●6ミリ低

打感や弾道を見ての感想は?

癸生川: あぁ~、ちょっとイメージ変わったね!

小島: いやぁ、いい!

癸生川: 凄くイイと思う、このヘッド。バランス的に。

小島: ギュィ―ンと来ない?

癸生川: 来ない! コレ、ありじゃない。

小島: ありですね。スピンが適正に入ってくれるというか、ヘッドがシャローだから上に当たりづらいんだしょう。GCクワッドでみると、ちょっと下なんですよね、インパクト位置が。

癸生川: なるほどね。

小島: 悪くないですよ、変な曲がりもないし。当たった感触はどうですか?

癸生川: ちょっと硬めだけど、嫌な感じはない。

小島: 17ミリトウに当たっているんですけどね。

癸生川: ないんだよ。それにシャフトが急激にもっていかれる感じもしないよ。

■45m/s前後でヒールヒット

画像: HS45m/s前後でヒールヒットしたときのトラックマン4のデータ(上)とGCクワッドデータ(下)

HS45m/s前後でヒールヒットしたときのトラックマン4のデータ(上)とGCクワッドデータ(下)

【トラックマン4のデータ】
クラブスピード●44.7m/s
ボール初速●65.6m/s
打ち出し角●12.5 度
スピン量●3299rpm
降下角●38.3度
キャリー●236.5Y
飛距離●258.0Y
打ち出し方向●2.5 度左
スピンアクシス●6.5度右
SIDE●0.8Y右

【GCクワッドのデータ】
Hインパクト●23ミリヒール
Vインパクト●3ミリ低

打感や弾道を見ての感想は?

癸生川: ヒールヒットでも、相当優秀なヘッドに感じます!

小島: 優秀ですよ。ヒールはスピンはやっぱり入るけど。

癸生川: しかもコントロールしやすい!

小島: これに自分に合う(硬めの)シャフトを入れたら面白いんじゃない?

癸生川: でもヘッド重量が軽いでしょ。それでHSが50m/s近く出ちゃう人だったら、重く硬くするとバランス軽くなるでしょ。その時は、鉛貼って対応かな?

小島: でも、ヘッドは軽いけど194グラムあるってことは、超軽量ヘッドじゃないから、いいんじゃないかな?

癸生川: そのまま入れてもイケそうな感じがする?

小島: シャフトを重くしてあげてもいいし、これ後ろのウェイトも確か換えられるんですよね?

癸生川: たしかに。いま「5g」だね。

小島: だからちょっとバランスを整えたら、ヘッドは確かに強いかも、ミスヒットにも強いし。シャローヘッドっていまの時代少ないから面白いですね。

■小島プロによるセンターヒット、トウヒット、ヒールヒットのデータの比較・分析

●ボールスピード
『トウに17ミリ、ヒールに23ミリずれても、実質2m/sも落ちていない』
ほぼほぼクラブスピードは同じですが、トウに17ミリ、ヒールに23ミリずれてもボールスピードは2m/sも落ちていないですね。クラブスピードを同じ(45.1m/s)に合わせると、どちらも1.3m/sくらいしか落ちていないです。それだけ芯のエリアが広いんでしょうね。CTも芯を外した真ん中以外のところもちゃんと出るようになっている、そういった意味でのやさしさはありますね。

●スピン量
『ヒールは400rpm増える』
打ち出しの高さもほとんど変わらないですね。スピン量もほとんど変わらない、ヒールが400rpm増えるくらいです。

●飛距離
『芯を大きく外しても10ヤードしか落ちない』
トータルの飛距離は、芯からトウに17ミリ、ヒールに23ミリずれても10ヤードくらいしら落ちていない、素晴らしい!

●方向性
『芯を外しても、ほぼ真ん中に着弾』
着弾の方向も芯が4.3ヤード左、トウヒットが6.5ヤード右、ヒールヒットが0.8ヤード右だから、ほぼほぼ真ん中です。

ロフト9度もスピードが速い人もアリかもしれないし、遅い人は11.5度もあると思います。ただ(メーカーメッセージの)高弾道で球がつかまるとのイメージは僕らは持てなかった。そんな高弾道でもないし、つかまりは良いんだけど、べらぼうにつかまるという印象でもない。ある意味オーソドックスなタイプのモデルと思います。

■結論

画像: 試打を担当した癸生川喜弘プロ(左)と分析を担当した小島慶太プロ(右)

試打を担当した癸生川喜弘プロ(左)と分析を担当した小島慶太プロ(右)

PRGR『RS SPEED』のオフセンターヒットの打ち比べとして感じた、お勧めしたいゴルファー層を聞いてみた。

癸生川: 最初のイメージと違って、打ってみるとオーソドックスでしたから、いろんな幅のプレーヤーに合うヘッドで、評価はかなり高いクラブだったかなと思いますね。

小島: ミスヒットにも強いですし、初速もしっかり出るので、「ちょっとつかまえて欲しい」プレーヤーに試して欲しい。逆にちょっと左が嫌だなと思うプレーヤーはロフトを換えるか違うヘッドのほうが良さそうです。

みんなのゴルフダイジェストYouTube「みんゴル試打班ガチギアトラック」では、PRGR『RS SPEED』のオフセンターヒットした時の許容性の高さの検証の他に、クラブの特性など、さらに深い検証をしているので、より詳しく知りたいという人はそちらもぜひご視聴を。

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