2000年に初代が登場してから今年で25年。今回の14代目は「えっ、本当にゼクシオ?」と思わせる大リニューアルを遂げた。果たしてどんな味付けに仕上がっているのか? そして“ゼクシオらしさ”は残っているのか?長年ゼクシオを見続けてきた横田英治がトコトン打って分析した。

ゼクシオ14フェアウェイ&ハイブリットを試打

XXIO14フェアウェイウッド(3W)岸部プロが177Y超のキャリーをマーク!

画像: XXIO14フェアウェイウッド(3W)試打データ

XXIO14フェアウェイウッド(3W)試打データ

3Wは球が上がらず飛距離が稼げないという岸部プロがトータル190Y超。「この数値が出たのはやっぱり球が上がったから。初速もこれまで3Wでは出したことがない数値ですね。ティーショットでも武器になりそうです」

XXIO14+フェアウェイウッド(3W)横田プロがドライバー並みの初速を出した!

画像: XXIO14+フェアウェイウッド(3W)試打データ

XXIO14+フェアウェイウッド(3W)試打データ

球が吹き上がらず前進力があると横田プロ。「スピン量が絶妙です。これ以上増えると吹き上がるし、低いとランが出過ぎる。ちょうどいいあんばいです。ゼクシオ14はもちろんですが、14+も安定感があってやさしいです」

XXIO14ハイブリット(H3)自然に高さが出るからグリーンに止められる

画像: XXIO14ハイブリット(H3)試打データ

XXIO14ハイブリット(H3)試打データ

岸部プロいわく、ダウンブローに打つのが苦手な人こそ使ってほしい。「ハイブリッドなのに、ややシャローに払い打ちしても球が上がるしスピンも入る。少し大きめのヘッドなので安心して振れます」

XXIO14+ハイブリット(H3)適度な重さがあり上から打ち込みやすい

画像: XXIO14+ハイブリット(H3)試打データ

XXIO14+ハイブリット(H3)試打データ

アスリートもアベレージも武器になると横田プロ。「こちらは適度な重さがあって上から打ち込みやすい。でも払い打ちでも球が上がるし、かなりユーザーのターゲット範囲が広い印象です。もうミドルアイアンは要らないね(笑)」

「3Wに苦手意識があるなら打ってみて」(横田)

画像: XXIO14+ハイブリット(H3)適度な重さがあり上から打ち込みやすい

フェアウェイウッドとハイブリッドを2人に打ってもらったところ、特にフェアウェイウッドの完度が高いと横田プロ。

「フェアウェイウッドに苦手意識のある人の多くは『球が上がらない』『振り遅れによるスライス』でしょう。その点ゼクシオ14は、ドライバーと同様に徹底的に球を上げる設計になっているので上がらない心配はなし。振り遅れによるスライスの原因はシャフトの長さにあるのですが、ドライバーと同様に振り遅れてもフェースが自然にターンしてつかまえてくれるのでシャフトが長くても真っすぐ飛んでくれます。フェアウェイウッド、特にスプーンに苦手意識のある人はぜひゼクシオを試してほしいですね。それはハイブリッドも同じ。球がしっかり上がってくれるのでランが出にくく、狙ったところに止めてくれるでしょう」

普段スプーンを使わないという岸部プロもゼクシオ14の3Wの手応えは良いという。「普段スプーンを使わない理由はやっぱり球が上がり切らないから。でもゼクシオ14は低重心なのか、安定して球が上がってくれます。少し傾斜を気にする状況でも果敢にフェアウェイウッドで攻めたくなりますね。スプーンも良いですが、私のオススメはロフト角16.5度の4W。球がより上がってくれるし、新しいゼクシオは初速が出るので4Wでも十分飛んでくれます。4W、7W、ハイブリッドのH5、H6というセッティングにしたいですね」

3Wが苦手な人に使ってほしい理由

とにかく球が上がる

低重心に加え、前作よりも初速性能が上がったことで最高到達点がより奥に。結果飛ぶし十分なキャリーを確保できる

振り遅れスライスが出ない

アクティブウイングのおかげか、ダウンスウィング中にフェースが右に向いてもインパクトではしっかりスクエアに戻ってきてくれる

ゼクシオ14の2モデルアイアンを試打

XXIO14アイアンやさしさ全開のフォルムはゼクシオならでは

XXIO14アイアン(#7)幅広ソールでインパクト時の安定感はピカイチ

画像: XXIO14アイアン(#7)幅広ソールでインパクト時の安定感はピカイチ
画像: XXIO14アイアン(#7)試打データ

XXIO14アイアン(#7)試打データ

ターゲットが明確だからこそ、一度使ったら手放せなくなると岸部プロ。「弾道の高さ、つかまり、ミスヒットの寛容性など、徹底したやさしさ。初速も出るので飛距離も稼げます」

XXIO14₊アイアン安心感をしっかり残しているのはさすが

XXIOアイアン(#7)V字型ソールのおかげか抜けがすこぶる良い

画像1: XXIOアイアン(#7)V字型ソールのおかげか抜けがすこぶる良い
画像: XXIOアイアン(#7)試打データ

XXIOアイアン(#7)試打データ

見た目に反してやさしさが際立っていると横田プロ。「グースも控えめで、直線的なライン構成なので、アスリート寄りかなと思いつつ、球の上がり方や寛容性はしっかり“ゼクシオ”ですね」

「勝手につかまって高弾道! やさしすぎ!」(岸部)

画像2: XXIOアイアン(#7)V字型ソールのおかげか抜けがすこぶる良い

ゼクシオ14のアイアンはゼクシオらしいやさしさを随所に感じられたという。なかでも横田プロが特に絶賛したのはゼクシオ14+だった。「ゼクシオ14はこれまで通り、しっかりつかまってくれて高弾道。既存のユーザーが求める性能をキープしています。加えて、弾きが良くなり初速性能が高まった感じがします。ゼクシオならではの高弾道に加え、初速性能が高まった分、より遠くに飛んでくれます。アゲンストでも風に負けない強い球が打てると思います。

驚いたのはゼクシオ14+。ゼクシオならではのやさしさ、球の上がり方なのに抜群の抜けを発揮します。飛び系アイアンというと、ストロングロフト+低重心な分、ソールが厚くて打ち込むよりも払い打つスウィング向きでした。でもゼクシオ14+は上から打ち込んでもソールが抜けてくれるのでスピン量もしっかり確保してくれます。これなら深いラフや傾斜地でも安心して振れます。ゼクシオのやさしさ+抜群の抜け、という実戦的なモデル。多くの女子プロが使うかもしれません」

一方、岸部プロはゼクシオ14に良い手応えを感じたという。

「ゼクシオ14+は『少し打ち込まないと!』と思わせる顔つきなので力が入りそう。私はゼクシオ14のやさしさが好きですね。勝手にクラブが球を上げてくれる感じで、飛距離も出す。この安心感はプレッシャーのかかる状況での味方になると思います。何も考えずに、振れば勝手に球が上がるから、コースマネジメントが断然しやすい。純正のカーボンシャフトとの相性も抜群です」

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroaki Arihara

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