ドライバーのスライスをなんとかしたい。ウェッジの引っかけを直したい。もっと飛ばせるスウィングになりたい。週刊ゴルフダイジェスト12月23日号ではこんな悩みと格闘中のゴルファーに朗報をお届け。前編では、エラーの起こりやすい右ひじの矯正と、飛ばすための“タメ”を手に入れられる練習器具を紹介。後編では引き続き吉田一尊プロが、スライスと引っかけを矯正する練習器具&ドリルを紹介してくれる。
画像1: 冬の間に取り組もう! ドライバーのスライス、ウェッジの引っかけを直すとっておき練習器具&ドリルはコレだ【吉田一尊のお勧め練習器具3選・後編】

解説/吉田一尊プロ
1977年生まれ。大阪府出身。アメリカにゴルフ留学後、日本のチャレンジツアー参戦。2004年からレッスン活動を開始。全国に137店舗のインドアゴルフスクールを展開するステップゴルフのエグゼクティブコーチを務める

練習グッズでお悩み解決③
【3Dプレーン】振る方向がちゃんと見えるようになる

GD ゴルファーの悩みといえば、やっぱりスライスですね。

吉田 ドライバーはスライスして、ウェッジは引っかかるというゴルファーはたくさんいます。

GD そうです!

吉田 なぜスライスするかというと、ドライバーはボールを左に置くので、インパクトゾーンの軌道が自然にアウトサイドインになってしまうからなんです。

GD 言われてみると、確かにその通りですね。

吉田 インパクトゾーンが真っすぐの軌道になるように「3Dプレーン」を右に向けてその方向に振っていけば、多くのゴルファーはスライスを解消できるんですよ。

GD それ、うれしい情報です。

吉田 目で見て振る効果はバツグンで、どういう軌道で振ればいいかがわかるので、スライスしない軌道を自分で見つけ出すことができるんですよ。

ポイント 3Dプレーンに沿って右向きにスウィングする

「3Dプレーンを右に向けて、インパクトゾーンのヘッド軌道が真っすぐ目標方向になるようにセットします。体は3Dプレーンと平行に右向き、フェースは目標方向に向けます。3Dプレーンに沿ってスウィングするだけで、スライスを修正することができます」(吉田)

画像: そのままのスウィングでスライスしない打ち方、発見!

そのままのスウィングでスライスしない打ち方、発見!

3Dプレーンを右に向けるとカット軌道が矯正される

右方向に振ると……

画像: インパクトゾーンが真っすぐ目標方向に向く 3Dプレーンを右に向けて、インパクトゾーンのヘッド軌道が真っすぐ目標方向になるようにセットする。3Dプレーンに沿ってスウィングすれば、スライスは解消できる

インパクトゾーンが真っすぐ目標方向に向く
3Dプレーンを右に向けて、インパクトゾーンのヘッド軌道が真っすぐ目標方向になるようにセットする。3Dプレーンに沿ってスウィングすれば、スライスは解消できる

目標方向に振ると……

画像: ボールを左に置くからアウトサイドイン軌道になる ドライバーはボールを左に置いて、ヘッドの最下点より先でアッパーにボールをとらえるため、インパクトゾーンのヘッド軌道は、自然にアウトサイドインになってしまう

ボールを左に置くからアウトサイドイン軌道になる
ドライバーはボールを左に置いて、ヘッドの最下点より先でアッパーにボールをとらえるため、インパクトゾーンのヘッド軌道は、自然にアウトサイドインになってしまう

【使い方】右肩が前に出ないようにアドレスする

「スライサーはアドレスで右肩を前に出して、アウトサイドに高くクラブを上げる傾向があります。右に向けた3Dプレーンに沿ってバックスウィングすると、アドレスで右肩が前に出なくなり、オンプレーンに上げる感覚をつかめます」

画像: 右肩が前に出ないと、オンプレーンに上げやすくなる

右肩が前に出ないと、オンプレーンに上げやすくなる

画像: 右肩が前に出ると、アウトサイドに上がりやすくなる

右肩が前に出ると、アウトサイドに上がりやすくなる

STEPGOLF 3D PLANE
ステップゴルフ3Dプレーン

画像: クラブの軌道を正しい方向に導いてくれる【1万1000円(税込)】 モデル:野口剛…約1万人のゴルファーにラウンドレッスンしてきたステップゴルフのコースレッスン専門コーチ

クラブの軌道を正しい方向に導いてくれる【1万1000円(税込)】 モデル:野口剛…約1万人のゴルファーにラウンドレッスンしてきたステップゴルフのコースレッスン専門コーチ

This article is a sponsored article by
''.