ドライバーのスライスをなんとかしたい。ウェッジの引っかけを直したい。もっと飛ばせるスウィングになりたい。週刊ゴルフダイジェスト12月23日号ではこんな悩みと格闘中のゴルファーに朗報をお届け。前編では、エラーの起こりやすい右ひじの矯正と、飛ばすための“タメ”を手に入れられる練習器具を紹介。後編では引き続き吉田一尊プロが、スライスと引っかけを矯正する練習器具&ドリルを紹介してくれる。

3Dプレーンで引っかけない軌道も体得できる!

GD 最後は、ウェッジの引っかけですね。

吉田 ウェッジはボールを右に置くので、インパクトゾーンがインサイドアウトになって、引っかけやすくなるわけです。引っかけない軌道は、3Dプレーンを左に向けて打つ練習で覚えられます。

GD プロがオープンスタンスにして打つのは、そのためだったんですね。

ポイント ボールを右に置くので左を向いて振る

「ドライバーとは逆に、3Dプレーンを左に向けて、インパクトゾーンのヘッド軌道が真っすぐになるようにセットします。3Dプレーンに沿って振ると、ウェッジの引っかけを防ぐことができます」(吉田)

画像: 左を向くのが正解

左を向くのが正解

ウェッジが引っかかる原因はこれだ!

左を向いて振るとスクエアに打てる

ボールを右に置くウェッジは、インパクトゾーンのヘッド軌道がインサイドアウトになりやすい。3Dプレーンを左に向けると、インパクトゾーンのヘッド軌道がちょうどスクエアになる。

左方向に振ると……

画像: 真っすぐの軌道になる

真っすぐの軌道になる

目標方向に振ると……

画像: 過度なインサイドアウトは引っかけの原因に

過度なインサイドアウトは引っかけの原因に

PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/カメリアヒルズCC

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