ゴルフダイジェストの定額制サービス「Myゴルフダイジェスト」から、編集部が厳選した「上達のヒント」や「ギア選びの極意」、「ツアープロのこぼれ話」を全7回にわたって特別にお届けする。普段は会員限定で公開されている有料コンテンツも、今回は特別に無料開放(一部を除く)。こたつに入りながらじっくりチェックして、来たるべきシーズンのベストスコア更新に役立ててほしい。第5回目は元月刊ゴルフダイジェストの編集長で、現みんなのゴルフダイジェストおよびMyゴルフダイジェストの編集長の菊地智哉が、ゴルフのプロフェッショナルをゲストに迎え、ゲストが考えるゴルフの神髄を引き出すトーク番組「菊地智哉のもう1球お願いします!」。プロコーチ・森守洋氏をゲストに迎えた回から、トーク内容を一部抜粋して掲載! 自身がコーチを務める女子プロ・堀琴音の“ヤバさ”について。

持ち球をフェードに変えたきっかけを振り返る

菊地:堀琴音選手、日本女子オープン優勝おめでとうございます! 森さんのインスタグラムの投稿も見ましたよ。

画像: 森 守洋 on Instagram: "拝啓 堀琴音様  この度は日本女子オープン 優勝おめでとう御座います まさかあなたが歴史ある日本女子オープンに名を刻むとは シードも落ち試合にも出れず 東京ゴルフスタジオで 練習しては文句を言いながらお菓子食ってたあなたが 今日は見違えるようなオーラをまとい堂々たるプレイをしていましたね 10番ホールでバーディを奪った瞬間 なぜか僕は優勝を確信しましたが それと同時にこの格式あるトーナメントに あなたが名前を刻んでよいのだろうかという不安にも襲われだしました かつてこんなやばいやつが優勝したことあるのだろうか? すぐ歴代優勝者を調べてしまいましたが やはり1人だけ異質な気がして不安な想いを抱きながら観戦しておりました 途中16番でオタクの旦那と 優勝トロフィーを夫婦で抱えて写真を撮られる際の 予行練習をしてキャッキャっしていたら その直後17番のティショットで少しペラり 池に入りそうになった時は バチが当たったのかと肝を冷やしました 7年前ファイナルQTで失敗し 報道陣に囲まれインタビューで 『私の人生終わりました』 と言っていたあなたが今や日本タイトルを取ったのです 人生は面白いものです 僕個人としましては 何度も何度も あなたの暴言や過度な要求に 心を折られそうになりながらも あなたの屈託ない笑顔とゴルフへの真摯な姿勢を見るたびに しゃあねえなと 己の心と身体を鼓舞してまいりました おかげで10円ハゲができましてお医者さんに聞いたら 温泉でも行ってゆっくり休みなさいと言われ そこから温泉が大好きになり 温泉に行くことが人生のライフワークになりました これもあなたのおかげです そして あなたの愛するお姉さん堀奈津佳も今週LADYGOで見事優勝をしましたね 姉妹で同時優勝もおそらく世界初です そしてボールを見ないでパッティングしてメジャーを勝ったのもあなたが世界初です お客様から面白いスイングだなっと言われながらも 優勝したのもおそらくあなたが世界初です でも忘れないでほしいのです プロゴルファーは応援してくれる人達がいて 見てくれる人達がいて初めて成り立つ職業です ですので決して驕らず 勘違いせず これからもゴルフ道に精進してください そしてなにより僕に優しくしてほしいのです  本当に心から おめでとう  #golf#golfswing#ゴルフ #東京ゴルフスタジオ #学芸大ゴルフスタジオ #有明ゴルフスタジオ #浅草ゴルフスタジオ #名古屋ゴルフスタジオ #京都ゴルフスタジオ #大分ゴルフスタジオ #東家商店 #10yashow10 #堀琴音 #堀奈津佳 #日本女子オープン"

森 守洋 on Instagram: "拝啓 堀琴音様

この度は日本女子オープン 優勝おめでとう御座います
まさかあなたが歴史ある日本女子オープンに名を刻むとは
シードも落ち試合にも出れず 東京ゴルフスタジオで
練習しては文句を言いながらお菓子食ってたあなたが
今日は見違えるようなオーラをまとい堂々たるプレイをしていましたね
10番ホールでバーディを奪った瞬間
なぜか僕は優勝を確信しましたが
それと同時にこの格式あるトーナメントに
あなたが名前を刻んでよいのだろうかという不安にも襲われだしました
かつてこんなやばいやつが優勝したことあるのだろうか?
すぐ歴代優勝者を調べてしまいましたが
やはり1人だけ異質な気がして不安な想いを抱きながら観戦しておりました
途中16番でオタクの旦那と
優勝トロフィーを夫婦で抱えて写真を撮られる際の
予行練習をしてキャッキャっしていたら
その直後17番のティショットで少しペラり
池に入りそうになった時は
バチが当たったのかと肝を冷やしました
7年前ファイナルQTで失敗し 報道陣に囲まれインタビューで
『私の人生終わりました』
と言っていたあなたが今や日本タイトルを取ったのです
人生は面白いものです
僕個人としましては
何度も何度も あなたの暴言や過度な要求に
心を折られそうになりながらも
あなたの屈託ない笑顔とゴルフへの真摯な姿勢を見るたびに 
しゃあねえなと
己の心と身体を鼓舞してまいりました
おかげで10円ハゲができましてお医者さんに聞いたら 
温泉でも行ってゆっくり休みなさいと言われ
そこから温泉が大好きになり
温泉に行くことが人生のライフワークになりました 
これもあなたのおかげです
そして
あなたの愛するお姉さん堀奈津佳も今週LADYGOで見事優勝をしましたね
姉妹で同時優勝もおそらく世界初です
そしてボールを見ないでパッティングしてメジャーを勝ったのもあなたが世界初です
お客様から面白いスイングだなっと言われながらも
優勝したのもおそらくあなたが世界初です
でも忘れないでほしいのです
プロゴルファーは応援してくれる人達がいて
見てくれる人達がいて初めて成り立つ職業です
ですので決して驕らず 勘違いせず
これからもゴルフ道に精進してください
そしてなにより僕に優しくしてほしいのです

本当に心から
おめでとう

#golf#golfswing#ゴルフ
#東京ゴルフスタジオ
#学芸大ゴルフスタジオ
#有明ゴルフスタジオ
#浅草ゴルフスタジオ
#名古屋ゴルフスタジオ
#京都ゴルフスタジオ
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#堀奈津佳
#日本女子オープン"

17K likes, 314 comments - morihiromori on October 5, 2025: "拝啓 堀琴音様

この度は日本女子オープン 優勝おめでとう御座います
まさかあなたが歴史ある日本女子オープンに名を刻むとは
シードも落ち試合にも出れず 東京ゴルフスタジオで
練習しては文句を言いながらお菓子食ってたあなたが
今日は見違えるようなオーラをまとい堂々たるプレイをしていましたね
10番ホールでバーディを奪った瞬間
なぜか僕は優勝を確信しましたが
それと同時にこの...

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森:ありがとうございます。あれのおかげでフォロワー数が3日で3000人くらい増えてびっくりしました。やっぱりタイトルの重みが違うなと。

菊地:堀選手の人となりも伝わるような内容でしたね。

森:本当はもっとひどいことを書いていたんですけど、最後に読み返して結構削除しています。JGA様の大会でもあるし、スポンサー様もいるので。あれで、最上の品位を保って書いた文章です。

菊地:堀選手は「ヤバいやつ」と書いていましたね。

森:もうヤバいです。今回の取材を受けようと思ったのも、まだ世の中の人が堀琴音……いや堀姉妹のヤバさを知らないな、存分に話せる機会だなと思って。

菊地:ぜひお聞きしたいです。インスタの投稿では「シードも落ち試合にも出れず東京ゴルフスタジオで練習しては文句を言いながらお菓子食ってたあなたが」と言っていましたが。

森:彼女は高校生でステップ優勝した天才児で、プロ入りしてすぐシードを獲って。その時も、原江里菜を見ていたのでもちろん知ってはいましたが、まあ大して見たこともなく。ただ、次第に予選落ちばかりしだしたな、調子悪くなったんだろうなとは見てました。

で、僕のところに来た時は本当にもう「え!?」みたいな。「どうやってお金稼いでたんだろう」みたいなショットをしていました。

菊地:それが2018年頃ですね。

森:多分そのくらいですね。

菊地:「私、イップスですか?」って堀選手から告白があって、みたいなことをお聞きしました。

森:イップスじゃなくて、ただクラブの動きが悪いだけでした。物理的側面から見たらそりゃ曲がるよねみたいな感じだったんです。だから天才もちょっとしたきっかけでこうなっちゃうんだなと思いましたね。

菊地:当時はドローを打っていましたが、それをフェードに変えましたよね。

森:僕のところに来た当初から言っていたんですが、ほぼ無視されて。僕は根本の原理原則的なクラブの動きとかが好きなので、頭が良い人にはそういう側面から攻めるんですよ。でも彼女は感覚派なので、こっちが「これは来た!」っていう説明をしてもまったく響かないんですよ。

それが続いて「だったら彼女の感覚に合わせたものを作っていくしかない」という風にやっていって。で、結構すぐに良くなったんですよ。だけど試合になるとやっぱりダメで。人間ってあまりにも失敗が重なると、失敗よりも成功への恐怖心みたいなものが出てきて。スウィングが良くなってきても1~2年は「試合になるとダメ」を繰り返してました。

で、もう思い切って動きをフェードに変えようと。でも、ずっと「フェード打とうよ」って言っていて、練習場ではちょっとやってくれるんですよ。でも試合とかコースに行くとやってくれなくて。練習場だと曲がらないから「これで良いじゃん」って言っていたんですけど。

きっかけは21年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で僕がキャディをやらされたときですね。

菊地:やらされた、なんですね(笑)

森:はい。ダイキンの10番ホール、ティーショットを朝イチで打ったら、もう右のクラブハウスの岩のほうへ行くくらい、50ヤードくらい右で、余裕のOB。

「もうどうしよう」みたいになって、それで「こっちゃん、もうフェード打とうよ」って言ったんです。散々練習してきたのに一発目がそんな感じだったから本人もドローを諦めて、いきなりフェードを打ったんですよ。

一日中フェードを打ち続けて、そしたら2年振りくらいに予選通過できたんです。60台も出て。そこからトントン拍子で「ニッポンハムレディスクラシック」で優勝できました。だから本当にちょっとしたきっかけで、試合だからこそ思い切って変えられたのはあると思います。

本編動画はこちらから

「Myゴルフダイジェスト」上で公開中の動画本編では、森守洋コーチが堀姉妹について、さらに深く語ってくれている。下記リンクからぜひチェックしてみてほしい。

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