
昨年のマスターズで史上6人目のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ
なんといってもタイガー・ウッズ以来25年ぶりに史上6人目のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイのマスターズ制覇は印象的だ。11年間メジャー勝利から遠ざかっていた彼がついに迎えた歓喜の瞬間。それ以外にもプレーヤーズ選手権優勝、故郷でのアムジェンアイルランドオープンを制覇、ライダーカップの劇的勝利、DPワールドツアーの年間王者と多くの話題を提供してくれた。年末にはイギリスのBBCが選ぶ最優秀選手賞(全スポーツが対象)に各界のスターを退けて輝くと涙ながらに「25年は自分の夢が叶った一年だった」と感極まった。
一方、4年連続PGAツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞したスコッティ・シェフラーにとってもメジャー2勝を含む6勝を挙げ2766万ドル(約43億円)を稼いだ25年は、世界ナンバーワンの実力を見せつけた一年だった。しかし彼がもっとも注目を集めたのは成績ではなく記者会見での発言。
「夢を実現するために努力して優勝しても喜びは2、3分。負けるのは嫌だが、なぜ自分がこれほどちにこだわるのかわからない。ゴルフは、喜びはくれても完全な満足感は得られない。偉大なゴルファーより良き父親になりたい」
孤高の王者の本音が大きな話題になった。
最高の形で25年シーズンを締めくくったのがトミー・フリートウッド。シーズン最終戦のツアー選手権で悲願のPGAツアー初優勝。年間王者に輝きライダーカップでも活躍。10月にはDPワールドツアーのDPワールドツアー選手権で中島啓太を2打差で下し通算8勝目。無冠最強から真の最強になった。
25年ブレークしたのがJ・J・スパーン。全米オープンの最終ホールで20メートルを沈め劇的バーディを奪ってメジャー初勝利を挙げたシーンは忘れられない。
【動画】雨、メジャー、最終ホール……。歴史に残るJ.J.スパーンの超ロングパットバーディは3分30秒~【USGA公式YouTube】
2025 U.S. Open Highlights: Final Round, Condensed
www.youtube.com※週刊ゴルフダイジェスト2026年1月20日号「バック9」より






