念願のPGAツアー本格参戦1年目を終え、ランク99位で辛くもシード権を確保した金谷拓実。苦しいシーズンかと思いきや、本人は「めっちゃ楽しかった」と語る。コースの罠、怪物シェフラーの衝撃、そして米国生活。激動の1年を戦い抜いた彼が、「週刊ゴルフダイジェスト」の1月20日号で世界最高峰の舞台の「リアル」を語っている。そのこぼれ話をお届けしよう!
画像: 金谷の現在のドリームフォーサムは、「スコッティ・シェフラー。世界一の選手。2026年は同じ試合で1回でいいから成績で上回りたいです(笑)。松山英樹さん。憧れの選手なので、大きな試合で優勝争いがしてみたいです。中島啓太くん。学生時代から切磋琢磨してきていつも試合でプレーするときは1番ワクワクします」。

金谷の現在のドリームフォーサムは、「スコッティ・シェフラー。世界一の選手。2026年は同じ試合で1回でいいから成績で上回りたいです(笑)。松山英樹さん。憧れの選手なので、大きな試合で優勝争いがしてみたいです。中島啓太くん。学生時代から切磋琢磨してきていつも試合でプレーするときは1番ワクワクします」。

夢のPGAツアー本格参戦1年目を終えて、金谷拓実は「めっちゃ楽しかったです」と語った。ポイントランキングは99位。シード獲得ギリギリという結果となり、多くの苦労をしたが、それ以上に多くの発見があったという。世界最高峰のツアーメンバー、金谷拓実に、PGAツアーとはどんなところだったか聞いた。

――コースセッティングに関して、どのような印象ですか?

金谷:僕自身がアイアンで狙うショットに苦労したので特に感じたのかもしれませんけど、ピンのポジションを上手く切ってあるなあと。ただグリーンの端っこにするということではないんです。たとえば右打ちで9番アイアンで150ヤード飛ぶとして、自分が思ったように右に打てば5ヤードくらい飛距離が落ちたり、左に引っ張れば155ヤード以上飛んだりします。斜めに距離ができていくんです。そうすると真ん中にピンを切っていても、たとえば左のハザードを嫌がって右にミスしたらグリーンの傾斜で転がってピンからすごく離れてしまったりする。見た目はそんなに難しくないのに、そういうミスを誘うようにすごく考えられているんです。昨年僕は、パー5でボギーをたくさん打った記憶があります。2オンは狙えるけど、3番ウッドなどを持って、右にハザードがあると嫌がって左に引っ張ってしまって奥に飛んでしまい、逆に難しいライになってボギーになる、などということがありましたから。

――“自分に一番合うと感じたコース”はありますか?

金谷:そもそもあまり意識はしていません。ただ、狭くて短いコースにチャンスあると聞いてアメリカに行きましたけど、僕がいいプレーをしてトップ10に入ったコースは、広くて距離があるコースでした。(久常)涼には、「金谷さん、ピュアベントの綺麗なグリーンは得意っすよね」と言われました。確かに、(3位になった)ザ・CJカップや(5位になった)3Мオープンなど、トップ10に入った試合は、フェアウェイが広くて、池はあるけどグリーンが綺麗で。セカンドでは5番アイアンばかり打つけど、結果はよかった。狭くてドッグレッグが多いコースのほうが難しかった印象です。ティーショットでドライバーを打たせてもらえない。単純に狭ければドライバーは打てるけど、木が高かったりハザードがあるとドライバーは持てなくなるので、UTなどで打つことになると難しくなります。

――試合に出場するまでにも様々な苦労はありましたか?

金谷:カテゴリーでいう出場順は、DPワールド、コーンフェリー、Qスクールです。ただし、最初の10試合くらいでリランキングされますから、実力が試されます。僕は出場順位がよくなかったから、予選のスタートはずっと最終組ばかりで、いつも日没にかかったり、サスペンデッドになることも多かった。普通に考えたらツラいですけど、パター練習ができる時間になる、と建設的に取り組んでいれば、そういうツラさも乗り越えられます。

――厚いフィールドのなか、どのように戦う必要がありますか?

金谷:シグネチャーイベントの試合は世界トップ30くらいにいる強い選手がやはり上位にきます。だからまずはそういう強い選手が出ていない試合でチャンスをつかまないと次のステップには進めない。出場した150人、ほぼ全員に優勝するチャンスはあると思いますけど、そこだってレベルは高いし、皆、上を目指してやっている選手ばかりです。たとえばプエルトリコやメキシコの試合にも強い選手は来ますから。そのなかで一生懸命やっている感じです。

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