キャロウェイの2026モデルの新ドライバー名は「QUANTUM(クアンタム)」。“飛躍的な”という意味を持つが、ボール初速、飛距離、やさしさ、そのすべてが文字通り飛躍的に進化。それを実現しているのが3層構造の新フェース「TRI-FORCE(トライフォース)フェース」なのだ!

試打/解説
勝又 崇之プロ

専修大学卒業後の08年プロテストでトップ合格。ギアの造詣が深く、自らの試打データを弾道計測器並みの正確さで予測できる。現在は「GOLF PLACE」でレッスンを行う。

●試打方法
【ボール】キャロウェイ「クロム ツアーX」
【弾道測定器】「Golf Swing Better Prizm Pro」

飛びと打感の心地よさを両立させた

2026年モデルのドライバー開発に当たり、キャロウェイが掲げたテーマは、『SPEED IS EVERYTHING(スピードこそすべて)』。すなわち、さらなるボールスピードの追求だった。

従来のチタンフェースを薄くすれば、たわみを大きくしてボール初速を上げることは可能だが、薄さはすでに限界に到達している。そこで今回、キャロウェイが導き出したのがフェースのマルチレイヤー化。これまではチタン素材の単一フェースだったが、「クアンタム」ではチタンにポリメッシュとカーボンファイバーを重ね合わせた3層構造の「TRI – FORCE(トライフォース)フェース」へと進化したのだ。

画像: チタン、ポリメッシュそしてカーボンの三層構造に挑んだ

チタン、ポリメッシュそしてカーボンの三層構造に挑んだ

インパクトでボールがフェースに当たるとき、フェースの表面には圧力(コンプレッション)、裏面には張力(テンション)といったストレスがかかる。チタンは圧力には強いが、張力に弱い。そこで張力に強い素材であるカーボンを、ポリマー素材でできたポリメッシュの薄い層を挟んで重ねることで、それぞれのメリットを生かすことに成功。この3層構造の『TRI – FORCEフェース』により、チタン部分は前作『エリート』よりも14%も薄くなり、ボールスピードがアップしながらも、ポリメッシュとカーボンのおかげでインパクト時のストレスには従来より17%も強くなったという。

画像: ソールにはフェース素材の構成比、シミュレーション回数、コードネームが記されたシールが貼られている

ソールにはフェース素材の構成比、シミュレーション回数、コードネームが記されたシールが貼られている

さらにチタンを薄くできたことで、インパクトでフェースがたわみやすくなり、AIが設計したコントロールポイントがこれまで以上に弾道補正の効果を発揮。フェースのさまざまな場所でボールをヒットしても、スピン量のバラつきが少なくなった。

試打した勝又プロは、「とにかく球離れが早くて球が強い。歴代のキャロウェイのドライバーで一番です。それなのにボールがフェースに食い付くような心地いい打感が伝わってきます。今までにない不思議な感覚です。そして何よりも曲がらない。

例えばトウ寄りでヒットしても、フェースがたわむのでスピンが減りすぎることなく安定した飛距離が得られ、逆にヒール寄りのヒットでもスピンがかかりすぎることなく、ボールの吹き上がりを最小限に抑えます。飛んで曲がらず、ミスにも強い。これは“やさしいドライバー”です。打ってみればこのフェースの進化を誰でも感じることができるでしょう」と歴代モデルを振り返っても“未体験”の球の強さと打感を感じたという。

今シリーズはコアモデルの「MAX」、つかまりを追求した「MAX D」、軽量モデルの「MAX FAST」、そして旗艦モデルの「♦♦♦」(トリプルダイヤモンド)とシャープな顔ながらやさしさを兼ね備えた「♦♦♦MAX」の5機種がラインナップされている。次のページではそれぞれを試打し、性能をひも解いていった。


This article is a sponsored article by
''.