「♦♦♦」がマイルドになった
「『クアンタム♦♦♦』は歴代の『♦♦♦』同様、やや小ぶりな洋ナシ形状。ディープフェースでバルジとロールが強め、そしてやや逃げ顔と上級者好みの顔をしています。カーボンクラウン×チタンソールの『MAX』、『MAX D』とは異なりクラウン、ソールともにカーボンの「360度カーボンシャーシ」を採用しているため打音も抑えられ、よりボールがフェースに食い付くような上級者好みの打感です。

【試打スペック】10.5度×「TENSEI GRAY for Callaway 60(S)」
小ぶりな見た目に反してやさしさUP
【「♦♦♦」試打データ】
HS:48.5m/s
飛距離:286.3Y
キャリー:265.8Y
ボール初速:72.2m/s
スピン量:2195rpm
打ち出し角:10.8度
高さ:30.9Y
何よりもボール初速が速く、飛距離が出ます。上下の打点ズレにも強く、下めに当たっても変なスピンが入らず曲がらない。ミスがミスにならない、やさしさも併せ持っています。今回の『♦♦♦』はハードすぎず、バランスの取れたヘッドに仕上がっています。

450ccと小ぶりで、ややディープな洋梨型。ボール初速が圧倒的で、弾き感があるのに、フェースに食い付くような打感。球が強くライナーで飛んでいくような感じ。操作性もあるが、HS45m/sくらいないとハードに感じる
他モデルと一線を画し、確かな技術を携えているゴルファーに向けたシンボルになっている「♦♦♦」は、飛距離性能が「クアンタムシリーズ」で一番の結果に。またツアープロが好む小ぶりで、角が取れたシャープな洋梨形状といった、外観はしっかり継承されている。加えて打点ズレの強さがアップし、安定感を持った旗艦モデルに進化した。
ぶっ飛び×安定感の「♦♦♦MAX」
『クアンタム♦♦♦MAX』は『♦♦♦』をそのまま大きくしたような、いい顔です。見た目だけでなく打つとさらにやさしくて、『♦♦♦』の感じがしません。真っすぐなフェースは構えやすいし、とにかく飛んで曲がらない。シャフトはどちらも『TENSEI GRAY for Callaway』の60(S)でしたが、しっかりとしていて弾き感もあり、強い球が打てます。『クアンタム』5モデルの中から1本選べと言われたら、『♦♦♦』よりスピンが少し入って高さが出るのでコレかもしれません。

【試打スペック】10.5度×「TENSEI GRAY for Callaway 60(S)」
ぶっ飛びとやさしさの二刀流
【「♦♦♦MAX」試打データ】
HS:48.6m/s
飛距離:285.1Y
キャリー:264.8Y
ボール初速:71.9m/s
スピン量:2256rpm
打ち出し角:12.0度
高さ:33.1Y
『♦♦♦』、『♦♦♦MAX』はどちらもボール初速が明らかに速いので、ヘッドスピードがある程度ある人は使うべきドライバーです。それでいて暴れる感じもなく、程よいやさしさも併せ持っています」

「♦♦♦」をそのまま大きくしたような形状で安心感がある460cc。ボール初速の速さはそのままに、球が上がりやすくなり、より多くの人にマッチしそう。ヘッド後方のウェイトの入れ替えで弾道をカスタマイズできる
どちらもソール後方に配されたウェイトを入れ替えることでニュートラル、フェードバイアスとつかまり具合を変えることができます。アジャスタブルホーゼルと組み合わせれば、自分に最適な弾道が手に入れられるでしょう」(勝又プロ)
「♦♦♦MAX」はスタイリッシュな洋梨形状そのままに、ヘッド体積が460㏄と安心感のあるサイズが特徴的。そして「♦♦♦」よりもミスの許容範囲が広いことから、ツアープロや上級者が求める“ほんの少しのやさしさ”を形にしたのがこのモデルだろう。
「クアンタムシリーズ」の全容を徹底解明したが、各モデルが「TRI – FORCEフェース」によって各モデルのコンセプトに沿った“やさしさ”と“飛び”を具現化していた。また性能面だけでなく、“打感の良さ”というフィーリングの視点も考えられている。この記事を基に自身で試打を行い、データや飛び様、そして感触といった部分を踏まえて、新たなエース探しをしてみてはいかがだろうか。
PHOTO/Takanori Miki、Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara
THANKS/GOLF PLACE
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