
テーラーメイド・キャロウェイ・ピンゴルフの新作ドライバーの三つ巴対決
【左】テーラーメイド「Qi4D」
【中央】ピンゴルフ「G440 K」
【右】キャロウェイ「クアンタム MAX」

【左】試打&解説▶内海大祐 【右】試打方法▶計測器:ガーミンR50、計測球:プロV1
●試打者 内海大祐
多くのトーナメントに出場し、その経験をもとにオールデイゴルフ馬橋店でコーチング。ギアへの造詣も深い。
●試打方法
弾道データはベスト5球の平均値。計測器はガーミンR50、計測球はプロV1を使用。プロのヘッドスピードは45m/s。
カテゴリー別ガチンコ勝負 「構えて安心感のある“顔”は?」
各シリーズのスタンダードモデルとなる“コア”モデルのカテゴリーでも、テーラーメイドとキャロウェイで性格は違っていた。内海プロは、顔でターゲットユーザーの違いを教えてくれた。
「テーラーメイドもキャロウェイも共通するのは“安心感”。ただ両者のアプローチが違います」(内海、以下同)
| メーカー | モデル | 試打シャフト | 総飛距離(Y) | キャリー(Y) | 初速(m/s) | 打ち出し角(度) | スピン量(rpm) | 最高到達点(Y) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| テーラーメイド | Qi4D | REAX 50 Mid Rotation Blue(S) | 272.2 | 259.6 | 67.0 | 14.6 | 2245 | 35.7 |
| キャロウェイ | クアンタム MAX | ATHLEMAX 50(S) | 271.9 | 260.0 | 66.9 | 14.9 | 2289 | 35.9 |
| ピンゴルフ | G440 K | ALTA J CB BLUE(S) | 259.8 | 247.2 | 63.2 | 15.9 | 2598 | 38.5 |
①テーラーメイド「Qi4D」
ーー前作から顔を一新。プロもアマも思い切り叩ける

テーラーメイド「Qi4D」のクラウン部分
【内海の推しポイント】
「スクエアに構えやすい」「ヒール後方をシェイプアップ」
「『Qi4D』は、ツアープロやアスリートが安心して構えられる顔。ヒール後方を絞ってトウ後方にボリュームを出すことによってスクエアに構えやすくしています。アドレス時はヘッドを斜め上から見ますよね。遠近法の影響か真円だとやや左に向いて見えるのですが『Qi4D』の顔ならばスクエアに構えられます。マキロイや中島啓太がコアモデルを選んだ理由がわかります。前作の『Qi35』はややアマチュア向けの顔でしたが、『Qi4D』のほうがテーラーメイドらしさがありますね。中島啓太はカチャカチャでHIGHER寄りにしているようですが、ややつかまり顔にしたければ調整できるし、この顔は慣れてくるとスッとスクエアに構えやすく、実はやさしいんです」
【SPECや試打結果を確認】

テーラーメイド「Qi4D」のディテールカット
[SPEC]
◎ヘッド素材/フェース:新60層カーボンツイストフェース+PUカバー、ボディ:チタンフレームボディ+インフィニティカーボンクラウン+カーボンソール、鍛造アルミリング、ウェイト×2
◎ロフト角/9度、10.5度
◎ライ角/56-60度
◎ヘッド体積/460cc
◎クラブ長さ/45.5inch
◎総重量/304g(50 Mid Sシャフト)
| 総飛距離(Y) | キャリー(Y) | 初速(m/s) | 打ち出し角(度) | スピン量(rpm) | 最高到達点(Y) |
|---|---|---|---|---|---|
| 272.2 | 259.6 | 67.0 | 14.6 | 2245 | 35.7 |
[試打インプレッション]
カーボンフェースを採用してから5代目となった「Qi4D」。顔の印象通り、打感と初速性能が明らかに高まったと内海プロ。
「叩きにいける顔のイメージと同じく、打感は球が潰れた感触もわかる軟らかさがあってアスリート好み。前作のコアモデルは、やややさしい系に振っていたので、打感と初速性能は明らかに『Qi4D』のほうが上ですね」(内海)
②キャロウェイ「クアンタム MAX」
ーーバランスの取れた“真円顔”。やさしさ感じるシャローバック

キャロウェイ「クアンタム MAX」のクラウン部分
【内海の推しポイント】
「高弾道イメージのシャローバック」「クセのない真円フォルム」
対してキャロウェイ「クアンタム MAX」は、バランスの取れた真円に近い形状。ツアープロからアマチュアまで幅広いユーザーにマッチすると内海プロ。
「据わりがよくて、アドレスすると勝手にターゲットにフェースが向く感じ。後方に適度なボリュームがあり、どこに当たっても飛んでいってくれそうな安心感があります。クセがないので、この顔苦手という人はいないと思います。また、ヘッド後方がシャローなので、しっかり球が上がってくれるイメージで打てるのも魅力です」
【SPECや試打結果を確認】

キャロウェイ「クアンタム MAX」のディテールカット
[SPEC]
◎ヘッド素材/フェース:鍛造FS2Sチタン+ポリメッシュ+カーボン、ボディ:8-1-1チタンボディ+トライアクシャルカーボンクラウン+ウェイト×2
◎ロフト角/9度、10.5度
◎ライ角/58度
◎ヘッド体積/460cc
◎クラブ長さ/45.5inch
◎総重量/310g
| 総飛距離(Y) | キャリー(Y) | 初速(m/s) | 打ち出し角(度) | スピン量(rpm) | 最高到達点(Y) |
|---|---|---|---|---|---|
| 271.9 | 260.0 | 66.9 | 14.9 | 2289 | 35.9 |
[試打インプレッション]
“既成概念を覆す”という「パラダイム」から、“飛躍的な”という意味を持つ「クアンタム」にモデル名が変わったキャロウェイ。顔からイメージできる、やさしさと高弾道に加え、初速性能が明らかに高まったという。
「顔は真円形状と、やや小さく見えるフェース形状によって芯に当てやすい。打感はとにかく弾き感が強く、初速が出ている感じが手に伝わります」(内海)
➂ピンゴルフ「G440 K」
ーー上下左右の慣性モーメント。1万g・cm²超の安心感

ピンゴルフ「G440 K」のクラウン部分
【内海の推しポイント】
「マークがないのはどこに当たっても飛ぶ印!?」「安心感のある投影面積の大きさ」
26年、ピンゴルフは「G440」の追加ラインナップとして「K」が登場。どこに当たっても真っすぐ飛んでくれる安心感が顔から伝わってくると内海プロ。
「『G440 MAX』でも安心感たっぷりの顔なのに『G440 K』はさらにボリュームたっぷり。“適当に振ってもいいですよ、どこに当たっても大丈夫ですから”というメッセージが顔から伝わってきます」
【SPECや試打結果を確認】

ピンゴルフ「G440 K」のディテールカット
[SPEC]
◎ ヘッド素材/フェース:FORGED T9S+チタン、ボディ:8-1-1チタン+カーボン+ウェイト
◎ロフト角/9度、10.5度、12度
◎ライ角/59.5度
◎ヘッド体積/460cc
◎クラブ長さ/46.0inch
◎総重量/301g
| 総飛距離(Y) | キャリー(Y) | 初速(m/s) | 打ち出し角(度) | スピン量(rpm) | 最高到達点(Y) |
|---|---|---|---|---|---|
| 259.8 | 247.2 | 63.2 | 15.9 | 2598 | 38.5 |
[試打インプレッション]
ピン史上最大の慣性モーメントを実現したという“K”がG440に追加。圧倒的な投影面積から感じるやさしさが最大のウリだと内海プロ。
「どこに当たっても真っすぐ飛びそうな感じ。ただ、顔はそれほどつかまり系ではなく、どちらかといえば逃げ顔です。なのでスクエアに構えやすく、アスリートでも叩きにいける印象。プロアマ問わず使えますね」(内海)
→→総まとめ
カテゴリー別ガチンコ勝負 ー「構えて安心感のある“顔”は?」
「Qi4D」はスクエア顔 構えやすくて実戦向き
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週刊ゴルフダイジェスト2月17日号やMyゴルフダイジェストでは、「芯を外しても影響の少ないモデルは?」など、そのほか3つのアマチュアの目線から行ったガチンコ勝負の結果を掲載。合わせて読めば、各モデルの特徴を知れるだけでなく、自然に理想のドライバーとマッチングできるはずだ!
Myゴルはこちら後編は有料です
写真/姉﨑正
協力/浅見GC、ガーミンジャパン
週刊ゴルフダイジェスト2月17日号「~いよいよ発売!テーラー、キャロウェイ、ピンの新ドライバー~カテゴリー別 ガチンコ勝負」より一部抜粋
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【動画】で各モデルを詳しく知りたい方はこちら
テーラーメイド「Qi4D」
キャロウェイ「クアンタム」







