「すべてが上手くいった感じ?」と記者に問われると「さぁ、どうでしょう」と人ごとのよう。「今週はずっとフロント9でドライバーの調子が悪かったのですが、後半ミスを引きずらずプレーできたのが良かったのかもしれません。一喜一憂せずただひたすらスウィングを続け(最終日の)バック9でリズムに乗れたことを誇りに思います」。

マスターズ9位タイと、復調の兆しを見せたマックス・ホーマ(写真/Getty Images)
13番パー5でイーグル、18番もバーディで締め「絶好の位置につけられたので、これ以上簡単なパットは望めませんでした。ティーショットもアイアンもほぼ完璧で楽しかったです」。
昨年フォールシリーズを終えた際のポイントランクは100位以下だった。しかし一昨年のマスターズでは3位タイに入り、オーガスタでは2度目のトップ10入り。レギュラーツアーでもトップ10に入ったのは10月のバンク・オブ・ユタ選手権以来。
「すごくうれしいです。次回(のマスターズで)は早い段階で優勝争いに加わりたいですね。日曜日に奇跡を起こさなくて済むように(笑)」
本人は「まだ実力をすべて発揮できていない」と感じているそうで、スランプ脱出のお手本は年上のベテランたちだという。
「昔はタイガーやミケルソン、マキロイやリッキー・ファウラーに憧れていましたが、最近はアダム・スコット、ジャスティン・ローズ、ビリー・ホーシェルといったベテランに触発されています。彼らのゴルフに取り組む姿勢は驚異です。本当に刺激を受けます。浮き沈みがありながら一流のレベルを保っている。尊敬しているし、自分もそうなりたいです」
そのためには「努力し続けなければならない。ベテランの3人がジムで黙々とトレーニングしている姿を見ると、どれだけ練習に打ち込めるかが(復活の)鍵なのだと感じさせられます」と決意を新たにしている。
ゴルフは水もの。だがそろそろ23年以来のツアー7勝目があっておかしくない。



