174個ものバンカーを擁する難コース、アロニミンクGCを舞台に熱戦が続く全米プロゴルフ選手権。第2ラウンドでは「67」をマークした松山英樹が通算3アンダー、首位に1打差の3位タイに浮上した。起伏の激しい特大グリーンが選手たちを苦しめるなか松山は入れごろ外しごろのパットを着実に沈め、4バーディ(1ボギー)を奪い、初日の34位タイから優勝戦線に割って入った。
画像: 首位と1打差の3位タイで週末を迎える松山英樹

首位と1打差の3位タイで週末を迎える松山英樹

10番スタートのこの日、4ホール目の13番で7メートルのパットを絶妙なタッチで沈めバーディが先行。

1アンダー「34」で折り返すと3番で2.5メートルを決め、5番パー3ではティーショットを1.5メートルに乗せてバーディ。6番は惜しくもパーパットを外したが、7番では6メートル強が最後のひと転がりでカップに沈み、後半3つ目のバーディ奪取に成功。

ラウンド後、中継局U-NEXTのインタビューでは好プレーにも笑顔はなく「ショットの調子は悪くないと思います」「まぁ、いい順位で上がれたので良かったと思います」。良かった点は? 「特にないです」と素っ気なかったが、外国プレスのインタビューでは印象に残ったバーディを聞かれ「おそらく7番ホールですね。8番アイアンで打って乗せてバーディパットが(カップ付近で)しばらく止まっていたのですが、風が吹いて入ってくれました。あれが一番良かったですね」と詳細を口にした。

またゴルフをテレビ観戦するときはなにを観て面白いと思うか? という試合とは関係ない質問をされても「バーディがたくさん出る試合を見るのが好きです。良いショットにはご褒美が、悪いショットにはペナルティがあるほうがいい。良いショットがバーディになり、悪いショットはダブルボギーになる。そんな展開が好きです」と饒舌。

明日からの決勝ラウンドに向けては「しっかりと調整していいプレーができるようにしたい」「メジャーでミスショットはつきものですが、ミスをしても許容範囲に収めることが重要です」と前を向いた。

画像: トータルイーブンパーの久常涼、2オーバーの比嘉一貴は予選通過。初メジャーの金子駆大は惜しくも1打差でカットとなった

トータルイーブンパーの久常涼、2オーバーの比嘉一貴は予選通過。初メジャーの金子駆大は惜しくも1打差でカットとなった

初日首位タイ発進の久常涼は7バーディを奪った前日とは違い前半3連続を含む4ボギーで後退。それでも後半は2バーディ、1ボギーの「34」と盛り返しトータルイーブンパー、22位タイにつけた。

順位は落としてもまだトップとは4打差。巻き返すチャンスは十分にある。

49位タイからスタートした比嘉一貴(10番スタート)は序盤ボギーが先行したが16番パー5でバーディを奪うと池が絡む17番パー3で25メートルをチップインで2連続。18番もバーディで前半1アンダーをマーク。

一気に順位を上げたが8番パー3でティーショットが厄介なバンカーに捕まり、ラフからラフを渡り歩いて痛恨のダブルボギー。2日連続1オーバー71、通算2オーバーの44位タイで決勝ラウンドに進
出した。

惜しかったのは金子駆大。予選カット当落戦上でのプレーだったが終盤2つのボギーを叩き、最終ホールでもバーディパットがわずかに外れ1打及ばず通算5オーバーで予選落ちを喫した。

写真提供/PGAオブ・アメリカ


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