基準ヘッドは10.5度、データは実測値です
安定したフェードで運べる
ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打及び計測ヘッドは10.5度、シャフトは「ALTA J CB BLUE」(フレックスS)です。掲載数値はすべて実測値となります。
ライ角がアップライトなところも特徴の一つ
クラブ長さは45.38インチとやや長く、クラブ重量も307.8グラムとやや重くなっています。その結果、スウィングウェイトもD2.6と大きくなっています。クラブの振りやすさの目安となるクラブ全体の慣性モーメントも295万g・㎠と大きくなり、計測数値のみで推察するとドライバーのヘッドスピードが47m/sくらいのゴルファーにとって、タイミング良く振りやすい設定になっています。
ヘッド形状は兄弟モデルの「MAX」のように、横幅が非常に広く投影面積が大きくなっています。

左から「G440MAX」、「G440K」。全体的なシルエットが似ている
実際に試打したところ、アドレスではリアルロフトが大きく、さらに軽めのフックフェースなので、少し球をつかまえてくれるイメージが出ています。またヘッドの後方が低いシャローバック形状なので、インパクト付近をアッパーにスウィングしやすいイメージも出ています。

リアルロフト角が11.5度と大きくボールが上がりやすい
試打シャフトは従来よりも適度なしっかり感があり、インパクトの再現性が高かったです。このスペックであれば、ヘッドスピードが43m/sくらいのゴルファーでも扱えそうです。
“10K”を超えて進化したという「K」モデルらしく「MAX」よりもさらにヘッドの重心距離が長く、かつ重心深度も深く設定されています。これによりヘッドの慣性モーメントが非常に大きく、芯を外れたミスヒットに強い性能です。さらに「MAX」よりも高重心設定になり、スピンが入りやすく、キャリーが安定しやすくなっています。
フェース面上の重心がトウ寄りのフェードバイアス。またネック軸回りの慣性モーメントが非常に大きく、オートマチックなヘッドの返りで飛ばすドライバーです。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年6月2日号「ヘッドデータは嘘つかない!」より






