PGAツアーのフェデックスカップ・プレーオフ第1戦「フェデックスセントジュード選手権」第2ラウンド。日本の若き才能、久常涼が演じたある一打が、SNSを通じて世界中のゴルフファンの度肝を抜いた。16番(パー5)、残り227ヤードからのセカンドショット。久常の放ったボールはピンに向かって真っすぐ飛び、あわやアルバトロスかという完璧な軌道を描いて、カップ左わずか3インチ(約7.6cm)にピタリと止まった。タップインでのイーグルを奪ったこの圧巻のスーパープレーは、彼のポテンシャルの高さを証明するには十分すぎるハイライトだった。しかし、この日の彼のスコアカード全体を見渡すと、華やかなスーパーショットだけでは語れない、極めて興味深い、そしてある意味で「異常」なスコアの乱高下が記録されていた。
