タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、スコッティ・キャメロン氏が気まぐれに制作する超稀少な「ガレージパター」の中でも、特に傑作と評価される2005年製モデルの魅力と制作背景について。

年間わずか10本程度! キャメロン氏の「気まぐれ」から生まれる超稀少モデル

画像: GARAGE PUTTER:ガレージパターは、デザイナーであるキャメロン氏が、その時々の気分で気まぐれに作るパターのこと。あくまで気まぐれに作るため、その数は少なく、製作数は(作られた年であっても)年間10本程度ではないかと言われている。※GSS……ジャーマンステンレススチールの略

GARAGE PUTTER:ガレージパターは、デザイナーであるキャメロン氏が、その時々の気分で気まぐれに作るパターのこと。あくまで気まぐれに作るため、その数は少なく、製作数は(作られた年であっても)年間10本程度ではないかと言われている。※GSS……ジャーマンステンレススチールの略

2005年に作られた、カーボンスチールのガレージパターである。

ブラックオキサイト仕上げの黒いヘッドに、スコッティブルーのペイントが映える一本で、コレクターの間では、「この年に作られたガレージパターの中で最も美しい」と評されたパターである。

画像: ソールには、サークルT、スコッティドッグ、スマイル、サークルL、7ポイントクラウンなどのスタンプが刻印されている

ソールには、サークルT、スコッティドッグ、スマイル、サークルL、7ポイントクラウンなどのスタンプが刻印されている

注目したいのは、カーボンスチールのヘッドに、スコッティブルーのペイントが使用されていることであろうか。スコッティブルーは、キャメロン氏が、「スペシャルなパターにしか使用しない」と公言しているカラーである。そのため、GSSのパターに使用されることは多いが、カーボンスチールに使用されることは非常に稀なのである。

これは、2005年という年に由来しているかもしれない。ガレージパターは、一時期、製作されていなかった。それが再開されたのが2005年で、このパターはその復活の年に作られたものなのだ。

氏が「またガレージパターを作ってみよう」と思ったきっかけはわからない。しかし、スコッティブルーのペイントには、そのときの思いが込められているのではないだろうか。

週刊ゴルフダイジェスト9月8日号「キャメロンマニア宣言」より

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

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