アプローチの引き出しを増やそう!
グリーン周りの花道から30ヤードくらいのアプローチは、オーバーやショート、またはダフリのミスが出やすいですよね。スキル次第ではあっという間にスコアが2、3打変わってしまいます。
今回は花道からピンまで30ヤードの状況でのアプローチについて、ゴルフイラストレッスンで解説してみましょう!

花道からピンまで30ヤードの状況。どうアプローチする?
SWで30ヤードのアプローチは難しい。9Iをパターのように打ってみよう
どんな状況でも、アプローチ用のクラブといえばサンドウェッジ! と思っている方がいらっしゃるようですが、サンドウェッジ1本だけでは逆に求められるスキルが高くなってしまうなんてことがあります。
サンドウェッジは約56度とロフトが寝ているクラブなので、ボールが上がり前に飛んでいかず、止まりやすいことが特徴です。そのため、30ヤードの距離感の作り方としてはある程度振り幅を大きくしてキャリーを出す必要があります。

SWで30ヤードのアプローチを打つためには、ある程度大きい振り幅でしっかり打つ必要がある。しかしアマチュアがしっかり打とうとすると「飛びすぎるかも」と不安になり、ゆるんでしまいがちだ
しかし、振り幅を大きくしてしまうと、どうしても飛びすぎてしまうイメージが強くなってしまうので結果的に打てない状況を作り出してしまうのです。
距離に対して大きく振りすぎてしまうと、オーバーしてしまいますよね。こうなってしまうと、気が付かないうちにスウィングスピードがゆるんでしまうので、ショートのミスも出てしまいます。オーバーしたり、ショートしたりと軌道が安定しないと、インパクトが不安定になりダフリのミスも起こってしまいます。
こういった状況でのミスに心当たりがある方は、転がしがオススメです!
ショートゲームの基本は転がすことにあります。昭和時代は、レジェンドの青木功プロの5Iの転がしが有名でした。今回は、サンドウェッジよりもクラブのロフトが立っている9Iでの転がしの練習をおすすめさせていただきます。
ロフトが立っている分だけ、ボールは低く前に転がっていきます。その分振り幅が小さくなってもボールは前に転がっていくので、振れない状況でミスしてしまう方にはありがたい存在です。

9Iならロフトが立っている分だけボールが低く前に転がってくれるので、振り幅が小さくても30ヤードの距離を打ちやすい。「9Iでパッティングする」イメージで打ってみよう
クラブの選択ができたら、次は転がす打ち方です。
イメージは限りなくパターと同じように近く構えてストロークを行います。クラブと体の距離が近くなると、クラブのヒールが地面から少し離れます。その分だけ、少しトウ側にボールを置いて構えましょう。
パターと同様に手首をコネないよう、左腕と親指の形を保ったままストロークを行いましょう。打ち方としては、パターで打つのがたまたま9Iだっただけ、くらいの感覚でストロークしましょう。こうすることで、少しの振り幅でボールがしっかり転がってくれるようになります。

構えは基本的にパッティングと同じでオッケー。9Iをパターの要領で構えると、クラブと体が近くなりヒールが地面から浮くため、ボールはトウ寄りに位置するように構えよう
サンドウェッジと比較してボールが低く強く打ち出されるので距離感を作るのに慣れが必要ですが、振り幅は小さくなるのでミスヒットを減らすことができ、ピンに寄せるチャンスがグッと増えます! 是非お試しください!


