日本のゴルフ史「113年」をタイムトラベル①/起源は1903年の神戸ゴルフ俱楽部
英国人アーサー・H・グルームによって六甲山頂に最初の4ホールが誕生したのは明治34年、2年後には9ホールに拡大された。日本のゴルフは9ホールが完成した明治36年(1903年)を起源としてとしている。
冬季になると六甲山頂は寒冷と積雪により12月から3月までクローズとなったが、冬でもゴルフが楽しめるようにと、創立委員のひとりウィリアム・ロビンソンが神戸郊外魚崎町横屋に、6ホールの横屋ゴルフアソシエーションを造ったのが日本における2番目のコースとなり、その後、移転のため鳴尾ゴルフアソシエーション、鳴尾ゴルフ俱楽部へとつながっていった。
明治39年には、神戸同様に貿易港だった横浜で、居留外国人...