【全米オープンの死闘】Vol.4
あと18ホールでとんでもないことが起こる
プレス・ルーム、特に日本人記者団はこの快挙に興奮気味だったが、青木は冷静に分析し、「どうしてどうしてここまでやれたかと聞かれれば、やっぱりパットが決まってくれたからだろう。この速いグリーンのタッチをつかんでいるからだ。でも、このコースは気が抜けない。いつ、どこで、何が起こるか分からない。勝ち負けは別問題。自分は精一杯やるだけだ。どこまでニクラスについていけるかがポイントだ。こうなったらとことん喰らいついてやる! そうすればチャンスがきっと出てくる」
あと一日にすべてを賭ける青木だ。
あと一日は、ムシ暑い不快を覚える朝で始まった。
最終組は午後2時35分のスタートだというのに、すでに12時...