目指すべきは「ザルに引っかかるような石」。渋野日向子のコーチが教える、長所を“とがらせる”指導法【打ち方は教えない。】
昨年ツアールーキーながら全英女子オープン制覇という快挙を成し遂げ、賞金女王争いも繰り広げた渋野日向子。そんな彼女をサポートしているコーチ・青木翔は、欠点を修正するのは優先して取り組むべきではない」という。果たしてどういうことか、自身の著者「打ち方は教えない。」から教えてもらおう。
欠点の修正は後回しにする
指導や教育で「ズバリの答えを教えすぎる」ことのほかに、もう1つ成長の妨げになってしまっているものがあります。
それは「欠点を修正するように指導する」ことです。
できていないことをできるようにするのは必要なことですが、優先して取り組むべきものではありません。
欠点を克服するための練習は、...