いつまでたってもスライスが直らない。そういう人に雑巾王子こと武市悦宏プロは、腕を返してボールをつかまえることの必要性を説く。そのキーワードが「右手が上」。それってどういうこと?
右手が上=フェースターンしている証
上の2枚の写真を見比べてほしい。左の写真はフォローで「右手が上」になっている。その結果、しっかりとフェースがターンしているのがわかる。スライスが直らないアマチュアの多くは、右の写真のように右手首が手のひら側に折れたり、左ひじが引けたりして「右手が上」になっていない。すなわちフェースが十分にターンしていない。
「上の写真のように、フォローで『右手が上』の状態を作るには、右足の前で手を返すくらいの極端なイメージが必要になります。ダウンスウィングでは思い切って手を返す。それがスライスを防ぎ、飛距離を伸ばす特効薬ですよ」(武市)
「右手が下」ではナイスショットはおぼつかないのだ。
※2017年1月22日の記事を再掲