「右手が上」だから球がつかまり強く飛ぶ
「右手を返すことで、ダウンスウィングでヘッドが加速するんです。プロやアイアンが上手な人は無意識にやっています。ヘッドスピードが上がるので、当然飛距離も伸びることと、インパクトゾーンが長くなるため、しっかりとつかまえることができることを知っているからです」(辻村、以下同)
![画像: これが上手い人の共通点「右手が上」のフォロー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/e6c48d674aafaed9563caed53961d727a74c2cfb_xlarge.jpg)
これが上手い人の共通点「右手が上」のフォロー
インパクトの形から右手を返してボールを押そう
「右手が上」になるために、辻村は手首を返すタイミングが重要だという。それを覚えるために効果的なのが、インパクトの形からフォローに向かってボールを押す練習法だ。
「ポイントはインパクトの形を作って、腰を入れた状態にしておくこと。そこから右手首でこねるのではなく、両手を回します。するとヘッドは左に向かってターンするのにボールは真っすぐ転がるはず。これが正しく押せている状態で左にボールが引っかかるのは、腰が止まって手首だけでこねているからなんです」
![画像: インパクトの形からスタート](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/e84ded549948c506d95a15f83d765e9e1850d347_xlarge.jpg)
インパクトの形からスタート
![画像: 右腰をボールへぶつけるように!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/5c0835d7e6aa6bf8beeca3d8d0fb36f6979e4397_xlarge.jpg)
右腰をボールへぶつけるように!
![画像: 右手をターンさせていく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/97244609d689630d3595ceb10e2e6d6064d48bfb_xlarge.jpg)
右手をターンさせていく
![画像: 左へ振っても真っすぐ飛べばOK!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/e7b2b6d5f9e66959e9cb046ce817b7d287121245_xlarge.jpg)
左へ振っても真っすぐ飛べばOK!
ポイント 1:体の中心に軸を意識しておく
体が少しでも突っ込むと腕や手は返りにくくなる。体の中心軸を意識して、とくに頭の位置が左に流れないようにすると、フォローで右手が上になりやすい。
![画像: 「ここから左へはいきません」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/625eb68f7841c90abdd1ad22084f858aa0fce0e8_xlarge.jpg)
「ここから左へはいきません」
ポイント 2:右手を内旋させながら返す
手首を返そうとするとこねる動きになる。手首ではなく右腕を内旋させるように動かすと、ボールを押す動きになる。
![画像: 「曲がった状態から一気に伸ばす」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/04/24/6eea0dcd1c2bc0e88a38fb230454d9f320b5961e_xlarge.jpg)
「曲がった状態から一気に伸ばす」
「右手が上」で打てるようになると飛距離もアップするし、球のつかまりも良くなる。球を押す練習をして、身につけよう!
この記事は、現在発売中の週刊ゴルフダイジェスト5/9・16日号の特集「『右手が上』で打ってみよう バーディが獲れるアイアン」の一部を抜粋・編集したもの。アイアンが苦手な人は必見だ!