いま初優勝がもっとも待たれるプロと言って過言でない堀琴音。そんな堀が、アマチュアが大の苦手とする、左足下がりからのフェアウェイウッドの打ち方を教えてくれた!
左足下がりでは3Wより5Wがいい
グリーンまで打ち下ろしになっているパー5などで、2オンを狙いたい、あるいは少しでも距離を稼ぎたい場合、どんなことに気をつけたらナイスショットができるのだろうか?
「ナイスショットをするためには、まずは左足体重にして、傾斜なりに上からヘッドを入れるイメージを持つことです。上から下に傾斜に沿ってクラブを振ると、インパクトのとき傾斜によってロフトが立ちますよね。だから、5Wがおすすめ。3Wよりも飛ぶことだってあるんです。それと、球がつかまりにくいので、少しだけ左を狙うことも忘れずに」(堀、以下同)
スウィングでのポイントは、傾斜に沿って、上からヘッドを入れていくことだという。「ダウンスウィングで右肩が落ちたらダフってしまいます。左足体重のままスウィングするのがコツ」
また、フォローにも注意。少し外からクラブが下りてくるので、フォローはインサイドに低く出すことを意識しよう。「アウトサイドにあおるように高く出すと、いい球は出ません」とのこと。
難しい左足下がり。距離がある場合は、迷わず5Wを選択して、堀プロのレッスンを思い出そう。ナイスショットの確率が確実にアップするはず!
写真/増田保雄
(週刊ゴルフダイジェスト2014年11/18号より抜粋)