グリーン上に止まっていたボールに、自分の打ったショットが当たってカップイン! まさかのホールインワンに喜んだのも束の間、同伴者からは「ちょっと待った!」コールが……。ボール同士がぶつかったときの処置ってどうするんだっけ?

距離のあるパー3。同伴者が先に打ったティショットは、見事にベタピン! 「よーし、私も!」とさっそく続いておきたいところ。

画像: ビシッ!! 「これもいい方向じゃない?」

ビシッ!! 「これもいい方向じゃない?」

画像: カッツーン!!!

カッツーン!!!

「ああっ!」どうやら、打ったボールが同伴者のボールにクリーンヒットしてしまった様子。あれよあれよ、と方向が変わって……。

画像: ガシャッ! 「ええー! うそでしょ??」

ガシャッ! 「ええー! うそでしょ??」

「やったー!!! まさかのホールインワンよ。スーパーラッキーだわ!!」

画像: 「ありがとうございまーす♡」「ちょっと待って!」

「ありがとうございまーす♡」「ちょっと待って!」

「グリーン上に止まっているボールに、自分の打ったボールが当たって方向が変わった場合、ボールが当たったと思われる場所に戻さなきゃいけないんじゃなかったっけ? 残念だけどカップインは認められないわ」。

「たしかにボールを当てられた側は、元あった場所にボールを戻さないといけませんけど、ボールを当てた側は石に当たった場合と同じで、方向が変わってもそのままプレー続行です。カップインも認められるはずですよ」。

さて、この場合の正しいジャッジはどっち?

ボールに当たってホールイン!

  • 当たった場所にボールを戻す

    ストロークされて動いているプレーヤーの球が、インプレーの止まっている他の球に当たって方向を変えられたり止められた場合、プレーヤーは自分の球をあるがままの状態でプレーしなければならない(規則19-5)。一方、当てられて動かされた球は、リプレースされなければならない(規則18-5)。

  • ホールインワンが認められる

    ストロークされて動いているプレーヤーの球が、インプレーの止まっている他の球に当たって方向を変えられたり止められた場合、プレーヤーは自分の球をあるがままの状態でプレーしなければならない(規則19-5)。一方、当てられて動かされた球は、リプレースされなければならない(規則18-5)。

  • 当たった場所にボールを戻す
    19
    1907
  • ホールインワンが認められる
    81
    8352

「週刊ゴルフダイジェスト10/17号より」(監修・小山混、写真・増田保雄)

This article is a sponsored article by
''.