左足下がりの斜面はダフりやすく、ロフトも立って当たるため球も上がりにくい難所。こういった場面では傾斜に逆らわずに左足体重で打つのがベターだと、芹澤信雄プロは言う。チームセリザワ公式本「芹澤流ならスウィングが変わる」から、「左足下がり」の打ち方をご紹介。
左股関節上に軸を感じながらスウィングしよう
左足下がりの傾斜は、ボールの手前側が高いためダフりやすく、またロフトも立って当たるため球が上がりにくいので、とても難しい状況です。だからこそ、必要以上に飛ばそうとか球を上げようとせず、無理のないスウィングでミートを心掛けることが大事です。
斜面なりに立つため、左足に多めに体重をかけ、左肩が低くなるように構えます。そして、左股関節上に軸を感じながら、その軸が傾かないようにスウィングしましょう。とくにフォローでは、左足でしっかりと体重を受け止めつつ、体を回転させていくことが重要です。
![画像: 左足体重で左股関節上に軸を感じながら斜面なりに構える。フェードが出やすいぶん、目標よりも少し左を向いて構える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/04/20/4c228557e58f3fb8ff7d32dc047e7f7ca7e14fa3_xlarge.jpg)
左足体重で左股関節上に軸を感じながら斜面なりに構える。フェードが出やすいぶん、目標よりも少し左を向いて構える
カット軌道になるぶん、弾道は低いフェードをイメージしてください。
「芹澤流ならスウィングが変わる」(ゴルフダイジェスト社)より
撮影/姉崎正