ザ・いいとこどり
競技志向、アスリート志向のゴルファーから絶大な支持を集めているタイトリストはゴルファー憧れのメーカーのひとつである。
日本でも、上級者やセミアスリートがレベルアップしたい、上達したいという熱い想いを持ってタイトリストのクラブを使っている。しかしアイアンは、マッスルバックの「MB」を頂点に、一筋縄では使いこなせない硬派なイメージが強いのも事実だ。
17年のモデルチェンジに新しく登場した「718 AP3アイアン」は、プロも使える操作性に寛容性をプラスした「AP2」と、アベレージゴルファーも使いこなせる直進性と飛距離の「AP1」を足して2で割ったような「飛距離」と「操作性」を高いレベルで兼ね備えたアイアンだ。
3〜8番のフェースに高強度455スチールを採用し、フェースの弾きを上げ、高初速を狙っている。MB、CB、AP2などの上級者向けクラブと比べ、圧倒的な飛距離を実現。3〜9番は中空構造で高い許容性と高い打ち出し角度を確保している。
飛距離と寛容性を実現しているアイアンはいくらでもあるが、美しいシェイプのヘッド形状で、飛び系にしては、シャープで構えやすいクラブはなかなかない。タイトリストらしい、アスリートっぽさを保っているのが嬉しい。
タイトリストのアイアンを使いたい! そんなゴルファーが「その腕前で?」と口の悪い上級者の先輩からハラスメントを受ける可能性もあるが、心配はいらない。AP3を打てばわかる。タイトリストであるという先入観を持っていると……「なんだこれは?」と思わず声が出るはずだ。カッコいいのに、飛距離が出て、ミスがミスになりにくい。このクラブを手に入れ、ナイスショットを連発させ、口の悪い先輩を黙らせてやろう。
タイトリスト「718 AP3 アイアン」を1名にプレゼント
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撮影/三木崇徳、文/田島基晴