ウェストウッドは三井住友VISA太平洋マスターズに3連覇(1996年から1998年)したころ「婚約したんだ」とはにかんで「新居のデザインを考えているんだ」と打ち明けてくれた。
しかし1999年に結婚したローラさんとは2児に恵まれながら2015年に離婚。現在ヘレンさんと熱愛中だという。
プロのなかには「14歳で出会った瞬間この娘と結婚する直感」して実際20歳そこそこでビビアンさんと結婚、83歳になった今日まで妻一筋のゲーリー・プレーヤーのような存在もいるがそうでない場合も。
プレーヤーの対極にいる“恋多き男”の代表格はニック・ファルドだ。
ファルドが1度目の結婚をしたのは1979年、21歳のときだった。ビートルズのようなおかっぱヘアだったファルドの妻メラニーさんはとびきりの美人。だが結婚生活は5年しか続かなかった。
離婚の原因とされているのは当時ファルドのマネージメントに関わっていたジル・ベネットさんと彼の浮気。離婚の2年後には晴れてジルさんと夫婦になり2人は3人の子供をもうけている。
しかし幸せな結婚生活は再びファルドの不倫によって壊される。当時かなり話題になったがファルドが20歳のアメリカ人大学生ブレンナさんと交際をスタートさせたことで妻との間に亀裂が。2度目の離婚の代償は10億円ともいわれる慰謝料だった。
1990年代の終わりロサンゼルスの瀟洒なホテルのレストランでブロンド美女と朝食をとるファルドを見かけたことがある。それがブレンナさんだった。だが2人は結婚には至らず3年の交際ののち破局を迎えた。
そしてブレンナさんと別れた直後、95年にヨーロピアンマスターズの試合会場で出会ったバレリー・バーチャーさんと恋に落ちたファルドは「これまでの人生で一番幸せだ。2人の未来が楽しみで仕方ない。この関係は永遠だ」とプロポーズ。
2001年7月に3度目の結婚をし1児を成すも5年後、今度はファルドの浮気ではなくブレンナさんの猛女ぶりに嫌気がさしたファルドが20億円の慰謝料を払って離婚に至った。
彼女がいなかったことがないファルドは2008年から2017年にかけCBSスポーツのコミュニケーションチーフ、レスリー・アン・ウェイドさんと交際。関連ビジネスのマネージメントを任せる間柄となったが現在の交際状況は定かではない。
本人のインスタには最近レスリーさんではない妙齢の女性とのツーショットが盛んに投稿されているが新恋人かどうかも不明。
現役時代メジャー6勝を挙げストイックにスウィングを追求してきたファルドにこんな遍歴があったとは。コースを離れるとおちゃめな一面を持つ彼は女性にとってチャーミングな存在なのかもしれない。