残暑も厳しく暑いときは意識もボーっとなりがち。そのままショットに臨んでしまうと、せっかく上手く打てたのにあらぬ方向に飛んでしまったりもする。USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬に、意識を「ある方向」に集めることで、ショットやパットの精度を上げていく、そのためのドリルを教えてもらった!

ゲートとボールの距離を遠くしてしまうと、あまり効果がないんです。というのも、距離が遠くなってゲートを通すことが難しくなってくると、また意識が別の方向にいきがちになってしまうんです。

画像: あくまでもゲートを通すことができる距離にセットしましょう

あくまでもゲートを通すことができる距離にセットしましょう

これはあくまで、打ち出しの意識強化のドリルなので、ふつうはボールからゲートまでの距離は20センチ、ロングパットでも30センチくらいという範囲でやったほうが効果は上がると思いま~す。

このドリルのポイントは、意識の作り方。いかに右サイドのテークバックの意識をせずに、フォローサイドの意識を強く持てるようにするかが大事になってきます。20センチ先のゲートを通すということに強く意識を集中させれば、右サイドの意識は次第に薄くなってきます。目で見るということではなく、左の視界にゲートを入れておき、そこを通すという意識でストロークするとイイと思います。

注意点としては、ゲートを通す意識が強くなってくると、クラブヘッドをゲート方向に出していくようなストロークになりがちですが、あくまでボールを通していくイメージを持つのだというところは間違えないようにしてください。

画像: しっかりとゲートを通す意識を持ちましょうね

しっかりとゲートを通す意識を持ちましょうね

ライン、目標物、ボール、この3つの意識作りさえできるようになれば、パッティングはシンプルになってきます。これはショットも同じです。普段からこの練習をやっておけば、ラウンドに出た時に、数メートル先のターゲット(スパット)のにボールを通していくといったイメージも、グンと出しやすくなります。

みなさん、一球ごとに集中して、ターゲットラインの意識をもってやるこのドリル、ぜひやってみてくださいね♡

撮影/三木崇徳  協力/ヒルズゴルフアカデミー

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