テークバックで左肩が上がってしまう、フォローで右肩が上がってしまうのは側屈の動きが足りないから。テークバックでは左側屈、フォローでは右側屈の動作が入ることが重要だ、というのは昨年の賞金女王獲得をサポートした小楠和寿トレーナー。体の側面(体側)のストレッチで正しい側屈を手に入れよう!

「側屈の動作は体側を伸ばす側と縮める側の柔軟性が大切です。左側屈が入るテークバックでは右側の体側が伸ばされ、右側屈が入るフォロー側では左側の体側が伸ばされるので壁を使ったストレッチで体側の柔軟性を保ちましょう」(小楠トレーナー、以下同)

側屈の動作が足りないとテークバックで左肩が上がってしまい、腕と体の同調が失われ手打ちの原因になってしまう。画像AのX写真は左の体側が伸び右の体側が縮んでいるが、〇の写真では反対に左の体側は縮み、右の体側が伸びている。この意識を持つことで前掲角をキープした正しいテークバックが取れると小楠トレーナー。

画像: 画像A 正しくはテークバックでは左側屈が入ることで左の側屈が縮み、右の体側が伸ばされる。フォロー側では右の側屈が縮み右の体側が伸ばされる

画像A 正しくはテークバックでは左側屈が入ることで左の側屈が縮み、右の体側が伸ばされる。フォロー側では右の側屈が縮み右の体側が伸ばされる

「フォロー側では右の体側が縮み、左の体側が伸ばされることでインパクトゾーンで前掲角をキープすることができるようになります」

壁に手を当て、下にした手で壁を押しながら横方向に背骨を曲げる意識を持ちながら、呼吸を止めずに無理のない範囲でゆっくりと10秒・3セットから始めてみよう。

画像: 画像B 壁に両手を当て、下にした手で壁を押し背骨を横方向に湾曲させるように体側を伸ばそう

画像B 壁に両手を当て、下にした手で壁を押し背骨を横方向に湾曲させるように体側を伸ばそう

NGなのは体が回転し体側が伸びていないこと(画像C左)。背骨を前後ではなく横方向に倒すイメージで湾曲させことが大切だ。初めは壁から近い距離の位置からスタートし、無理のない範囲でゆっくりとやってみよう。

画像: 画像C 肩のラインや骨盤を回転させてしまうと体側を伸ばせなくなるからNGだ

画像C 肩のラインや骨盤を回転させてしまうと体側を伸ばせなくなるからNGだ

左右どちらもスウィングに直結する動作になるから自宅やオフィスで毎日繰り返すことでスウィング作りに役立つだろう。お試しあれ。

取材協力/J’s スポーツボディ 

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