もはやステーキハウス行列店、ゴルフ場のブランド牛ランチ4選
高級食材の代名詞といえば、和牛。クラブハウスの一番高いメニューがステーキやハンバーグといったゴルフ場は数あれど、地元のブランド牛やこだわりの和牛を活かした4つのゴルフ場を厳選。絶品肉料理からスタート。
伊香保カントリークラブ(群馬県)
赤城和牛フィレステーキ200グラム(8000円)
地元の赤城和牛を使用、フィレの中でももっとも希少なシャトーブリアンがたっぷり200グラム。その肉を、地元で有名だったフレンチ店出身のシェフが丁寧に焼き上げる。
ナイフを入れるとスッと繊維がほどけていく柔らかな肉質は、口に入れた瞬間に芳醇な香りと、肉の旨味が一気に広がる。まずは塩とバターで味わい、フライドオニオンや生姜、自家製ステーキソースや沖縄で人気のA1ソースで味変。脂はのっているもののくどくなく、200グラムもペロり。
担当記者いわく「今まで食べた中で最高のステーキ」と大絶賛! 最初のメニューから、もはやゴルフが主か、ランチが主か、の様相だ。リピーターが多いのも納得。
葉山国際カンツリー倶楽部(神奈川県)
葉山牛入りハンバーグ250グラム(3740円)
赤身が旨い葉山牛の内もも、シンタマのブロック肉を包丁で叩き、国産牛のミンチを練り合わせた肉ダネを一度真空パックして、氷温で寝かせて熟成させることで、肉の甘みを強めるという地元産ハンバーグ。
つなぎを使わずに焼き上げられたハンバーグはステーキのような肉々しさ。150グラム(2860円)から50グラム単位で注文可能だが、250グラム以上を注文する人が多いとのこと。
ソースはおろしポン酢、デミグラスソース、ねぎ塩の3種類。一度で2種類を選ぶことができて、ボリュームがあっても一気に完食だ。
富士屋ホテル仙石ゴルフコース(神奈川県)
ビーフシチュー(3630円)
かつて大正時代のグルメ書にも記載されていたという富士屋ホテルのビーフシチュー。
ベースになるデミグラスソースは白ワインが使われ、代々の料理長のみに伝承されてきた秘伝の味。その味をもとに、牛肉をコトコトと煮込んでいく。旨味たっぷりに仕上がったシチューは、ライスとの相性もバッチリで食べ応え十分、柔らかな肉の旨味だけでなく香ばしさが漂う。
山の原ゴルフクラブ(兵庫県)
黒毛和牛のひつまぶし・限定10食(3960円)
ご飯の上にレアに焼かれた国産和牛と特製ダレたっぷり。はじめはそのまま味わい、2杯目は薬味をのせて。
最後に出汁をかけて味わって3度楽しめるひつまぶし。温かい出汁をかけると肉の脂が溶け出すことで、肉の表情が一変する。日々完売する、限定10食の名ランチ。スタート前に頼んでおこう。