バスケットボールのスーパースター、ステフィン・カリーがトップアスリートやセレブを集めた大会でホールインワンを達成。まるで本業でコートを疾走するかのようにティーからグリーンまで一気に駆け抜け、喜びを爆発させた姿が話題になっている。
画像: 7/15/23 152yds Hole-in-oneと書かれた記念のグローブ(ステフィン・カリーのSNSより)

7/15/23 152yds Hole-in-oneと書かれた記念のグローブ(ステフィン・カリーのSNSより)

ステフィン・カリーが出場したのは、ネバダ州レークタホで行われた「アメリカンセンチュリーチャンピオンシップ」。3日間54ホールで競われるセレブリティマッチでエースが飛び出したのは、2日目。

エッジウッドタホ ゴルフクラブの7番、152ヤードのパー3。やや打ち下ろしのホールでピッチングウェッジを手にしたカリーの打球はカップ至近に落ち、ワンバウンドした後、カップに吸い込まれた。するとカリーは、帽子を脱ぎ捨て両手を上げ、カップのある場所まで走った後にグリーンを一周、ギャラリーの喝采を浴びた。

「ワイルドだったね。(バスケの)コートより長距離を走ったよ。大勢の人が万歳をしたので入ったのがわかった」と興奮気味。このエースのおかげで、2日目を終え80人のフィールドでトップに立つと、3日目も最終ホールで長いイーグルパットを沈める見せ場を作り、テニスの元世界ランク7位のマーディ・フィッシュに2ポイント差をつけ優勝した。

「18番グリーンでギャラリーが見守るなか、パットを決めるシーンを夢見てきた。10年近くプレーしてきて、ついに勝利を収めることができたのはとても特別な気分だよ」とカリー。かねてから「引退後はプロゴルファー」という夢を持つ彼は、プロとセレブが競演する『ザ・マッチ』に出場したり、コーンフェリーツアーに参戦した経験も。残念ながら、同ツアーではまだ予選を突破したことはないが、この優勝を機にさらなる飛躍があるかもしれない。

画像: ステフィン・カリー。ゴールデンステート・ウォリアーズに所属するNBAのスーパースター(本人のインスタより)

ステフィン・カリー。ゴールデンステート・ウォリアーズに所属するNBAのスーパースター(本人のインスタより)

ちなみに、変則ステーブルフォード(各ホールのスコアをポイントに換算)方式が採用された大会の優勝賞金は12万5000ドル(約1700万円)だった。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年8月8日号より

This article is a sponsored article by
''.