「体幹を使って打つ」とは聞くものの一体どうやって? 篠崎紀夫のシニア賞金王をサポートした小楠和寿トレーナーにブレないスウィングを作る体幹トレーニングを教えてもらおう!

体幹を意識してブレのないスウィングを目指そう

プロや上級者のようなスウィングを作るためには、体のコアの部分、つまり体幹を使って打つことでブレのない再現性の高いスウィングができるようになると小楠トレーナー。

トレーニング用のゴムを使ってしっかりと体幹を使う意識が体感できるトレーニングを教わった。

「ゴムを柱やドアの隙間に挟んで固定します。少しテンションをかけ、わきが締まり腹筋に力が入ったところからスタートします。前後に足を広げてランジの形を取ったらジャンプして足を入れ替えます。ゴムで体が引っ張られるので体幹の力を抜かずに着地を決めましょう」(小楠トレーナー、以下同)

画像: ゴムを固定しテンションをかけたら足を前後に広げてランジ体勢からジャンプして足を入れ替えて着地する

ゴムを固定しテンションをかけたら足を前後に広げてランジ体勢からジャンプして足を入れ替えて着地する

ゴムのテンションを弱くして始め、ジャンプして足を入れ替えるランジジャンプをマスターしよう。ひざや腰にも負担がかかるから準備運動はしっかり行うこと。呼吸を整え自分のペースで始めてみよう。

このトレーニングをスウィングに当てはめると、ダウンでお腹を引っ込め体幹をゆるませないことでブレのない安定したスウィングを作る。体幹がゆるむと体が起き上がったり、スウィングするごとに毎回違う感覚になってしまうという。

画像: インパクト前後で腹筋などの体幹部がゆるまないように意識。体の起き上がりや再現性の高いスウィングを身につけよう

インパクト前後で腹筋などの体幹部がゆるまないように意識。体の起き上がりや再現性の高いスウィングを身につけよう

ゴムを使った足を入れ替えるランジジャンプでは、体を動かしながら体幹をゆるませない感覚をつかめるから、スウィング中の動きとリンクさせやすいだろう。ゴムに引っ張られる向きを変えながら10回を2セット、ある程度できるようになったらゴムのテンションを少しずつ上げてみよう。

NGなのは着地でバランスを崩してしまうこと。しっかりバランスを取りながら着地をすることで最後までゆるまない体幹の感覚をつかめるはずだ。

画像: NGなのは、着地でバランスを崩してしまうこと。着地までバランスを取ることで最後までゆるまない体幹の感覚をつかめるはずだ

NGなのは、着地でバランスを崩してしまうこと。着地までバランスを取ることで最後までゆるまない体幹の感覚をつかめるはずだ

足首、ひざ、腰などの関節と腹筋や腹斜筋、大胸筋や腕の肩回りの筋肉にも刺激が入るから、準備運動を忘れずに!

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