ヘッドの肉厚部分と薄肉部分のメリハリを高めて、“抜け”と“重量配分”を最適化したとフォーティーンのDJ-6ウェッジ。セットで使いやすいロフト設定の“50度&56度”セットと“52度&58度”セットを各1名様へプレゼント。応募は記事最後のバナーよりお申し込みください。
画像: DJ-6ウェッジ。◎ロフト角/44~60度(2度ピッチ)◎シャフト/NSプロ DS-91w(スチール/96g)、NSプロ TS-114w_Ver2(スチール/125g)、FT-62w_Ver2(カーボン/65g)◎ヘッド/S20C(軟鉄)鍛造 ◎価格(税込)/2万8600円

DJ-6ウェッジ。◎ロフト角/44~60度(2度ピッチ)◎シャフト/NSプロ DS-91w(スチール/96g)、NSプロ TS-114w_Ver2(スチール/125g)、FT-62w_Ver2(カーボン/65g)◎ヘッド/S20C(軟鉄)鍛造 ◎価格(税込)/2万8600円

「このウェッジは2024年から使えません」。グリップ交換に行ったショップで申し訳なさそうに言われる。亡き父が「こいつは名器だ」と譲ってくれた激スピンウェッジ、フォーティーンMT28。2010年からの溝規制が、猶予期間を過ぎ全ゴルファーが対象になる。難しいけどハマった時は気持ちいいウェッジだった。「オススメありますか?」と聞いたらいろいろ候補を上げてくれ、試打して抜群だったのがフォーティーンDJ-6ウェッジ。

「アマチュアのミスはトップかダフリがほとんど。トップはソールでは解決できませんが、ダフリのミスに強さを発揮する‟グランドキャニオンソール”が効きます」という。確かに少し手前からヘッドが入っても、ボールにしっかり当たる。‟バンパーソール”が適度にヘッドを地面に入り込ませながら、‟キャニオンバウンス”がしっかり地面を受け止め、深く潜らせずボールを前に押し出してくれる。

画像: 日本シャフトと共同開発したNSプロ DS-91w(写真)、NSプロ TS-114w_Ver2は、ちょうど良い振りやすさと使いやすさを追求。軽量カーボンのFT-62w_Ver2も用意

日本シャフトと共同開発したNSプロ DS-91w(写真)、NSプロ TS-114w_Ver2は、ちょうど良い振りやすさと使いやすさを追求。軽量カーボンのFT-62w_Ver2も用意

W逆テーパーブレードとシアターブレード構造を組み合わせヘッドの重量配分を最適化。ブレードトップトウ側とソール後部に重量を配分し、インパクト時の安定性が高いとのこと。軟鉄(S20C)の採用も打感の向上に繋がっている。ルールギリギリの溝形状を追求した‟新ハイスピンミラー鍛造フェース”は、ラフでも雨でも激スピンだ。

画像: バックフェースを見ると、肉厚部分と薄肉部分のメリハリがよくわかる。それと独特のソール形状が寄せやすさのポイントだ

バックフェースを見ると、肉厚部分と薄肉部分のメリハリがよくわかる。それと独特のソール形状が寄せやすさのポイントだ

芝の上から打ってみると、私の不安定な軌道でもお構いなしに激スピンをかけてくれる。シャフトもタイミングが取りやすく、トップのミスが減った。お店の人が「DJシリーズはアマチュアがよりやさしくプレーするために開発されている」と言っていたことを思い出す。トップさえ気を付ければいいからアプローチが楽ちん。アプローチにムラがあった父がコイツを手にしていたら、シングルになれたかもしれない。「父さん、俺が代わりにコイツでシングルになる!」と言いたいけど、まず90切りから。

画像: reg34.smp.ne.jp
reg34.smp.ne.jp

※週刊ゴルフダイジェスト2023年10月24日号より(TEXT/Motoharu Tajima PHOTO/Takanori Miki)

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