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「構えた顔は綺麗で美人」(癸生川プロ)
今回、検証するのは、①プロが普通のヘッドスピード(48m/s前後)で打ったときの弾道。②芯を外れた時の弾道のブレと飛距離のロス。③アマチュア並みのヘッドスピード(40~43m/s前後)で打ったときの弾道の3ポイント。
試打クラブのスペック
ヘッド/パラダイム Ai スモーク MAX(ロフト10.5度)
シャフト/TENSEI 50 for Callaway(フレックスS)
小島 打つ前に「顔」の印象はどうですか。
癸生川 ヘッドのクラウン部分がカーボンで覆われているのが見た目に綺麗ですよね。形は大きすぎず小さすぎず、スッキリしている印象ですね。ロフト10.5度だけど、構えた問いにフェースが寝すぎていない。寝すぎると被って見えるけどこれはそれがないです。
まずは癸生川プロの普段通りのヘッドスピードで打ってみる。

トラックマンデータ①
ドローボール
クラブスピード(ヘッドスピード)/47.8m/s(Trackman)*以下TM
ボールスピード(初速)/69.8m/s(TM)
スピン量/2604rpm(TM)
キャリー/246.8ヤード(TM)
トータル/269.4ヤード(TM)
小島 僕らプロが純正のSシャフトで打つと、ちょっとスピン量が多くなって吹き上がり気味の球になるイメージがあるけど、今のスピン量は2604rpmですからね。
癸生川 いや、特に抑えて打ってないですけどね。
小島 打感はどうですか。
癸生川 軟らかいというよりもしっかりしている感じだね。それでもインパクトで弾くので直進性があるという感触はありますね。
小島 弾くというと、滑るとかつかまり難い印象ですか。
癸生川 いや、滑る感じはまったくないです。
小島 今の打点は、ほぼ真ん中なんだけど、次は敢えてセンターからズラして打った場合を見てみようと思います。今回のモデルは、オフセンターヒットをしたときの寛容性が大きいのが売りの一つになっているので。
癸生川 なるほど。