みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開。第1回目は、2024年1月5日発表のキャロウェイゴルフ「パラダイム Ai スモーク」シリーズのレギュラーモデル「パラダイム Ai スモーク MAX」の性能と打感をチェックした。

トウ寄りで打ってみた

画像: センターからトウより10ミリの打点で打ったGCクワッドのデータ

センターからトウより10ミリの打点で打ったGCクワッドのデータ

やや左に飛ぶ
H IMPACT(打点)/10ミリトウ(GCクワッド)*以下GC 
ボールスピード(初速)/70m/s(GC)
クラブスピード(ヘッドスピード)/49 m/s(GC)
フェース向き/3.4度左(GC)
オフライン(曲がり幅)/33.5ヤード左(GC)

小島 今、10ミリトウ側に当たっていて、33.5ヤード左に飛んだんですけど、実はこのときに大事なのは『フェースの向き』なんですよ。GCクワッドのデータを見てみるとターゲットに対してフェースが3.4度左に向いていたので、今のはどちらかというとトウで打った影響ではなく、クラブ全体が左を向いたことが左に行った原因かなと思われますね。ただ芯を外してもボールスピードが70m/sですからね、球は強いなという印象はありますね。打感はどうでしたか。

癸生川 芯に当たった時とそんなに変わらないです。

小島 じゃあ、もう一発トウで打ってみましょうか。

トウ寄りで再度打ってみた。

画像: 再度トウ寄りで打ったGCクワッドのデータ。インパクトの打点は14ミリトウ

再度トウ寄りで打ったGCクワッドのデータ。インパクトの打点は14ミリトウ

画像: インパクトの打点を14ミリトウで打ったときのトラックマンデータ

インパクトの打点を14ミリトウで打ったときのトラックマンデータ

打ち出しストレートで先に行ってやや左に。
H IMPACT(打点)/14ミリトウ(GC)
ボールスピード(初速)/70.6m/s(TM)
打ち出し角/9.3度(TM)
スピン量/2875rpm(TM)
サイド(曲がり幅)/7.6ヤード左(TM)
トータル/264.0ヤード(TM)

癸生川 さっきよりトウ寄りで打ったのに曲がっていないね。

小島 フェースの先でチョイ下に当たったけれど、それでも初速が70.6m/s出ています。14ミリトウ側にズレたけど、打感は?

癸生川 先のズレた感触はあるけど、違和感はほとんどないよね。

小島 じゃあ一般アマの人が打った場合、先に当たったなと打感で感じるかな。

癸生川 それは微妙だなぁ。

小島 プロだから感じるけど一般の人だと気づかないかもしれないほどの感触ですかね。

癸生川 そうだね。

データを見て、トウ寄りのオフセンターヒットした時の『パラダイム Ai スモークMAX』の特性を解説してもらおう。

「14ミリトウで打った時のデータを見ると曲がり幅が7.6ヤード(左)ですから、オフセンターヒットした時に許容性や寛容性は凄くあるといえるし、その点はMAXの名に偽りなしという感じですね」(小島プロ)

This article is a sponsored article by
''.