実用的なメタルヘッドのドライバーを開発・販売したメーカーであるテーラーメイドゴルフは、ヘッド、とくにウッドヘッドにおいてツイストフェースやカーボンフェースといった、革新的なテクノロジーで業界をリードしてきたが、直近5年間はボールカテゴリーに注力しているという。そのひとつの答えともいえる製品が『New TP5』シリーズだ。
画像: 左上から『TP5』『TP5x』『TP5x pix』『TP5 pix』

左上から『TP5』『TP5x』『TP5x pix』『TP5 pix』

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テーラーメイドはゴルフボールカンパニー?

テーラーメイドによると、ボールカテゴリーに注力している証として100億円以上の投資を実施してきたといい、投資対象は製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れを指すサプライチェーンが主で、いまや『TP5』シリーズをはじめとするウレタンカバーのボールはテーラーメイドの直営工場で製造されている。また、「ゴルフボールは白」という固定概念を変えるべく、『TP5 pix』のような独特なカラーリングをした“ビジュアルテクノロジー”の開発や製造にも力を入れており、今後のボール事業の柱となると期待しているようだ。

2021年を最後に新製品が発表・発売されていなかったテーラーメイドのボールの主軸である『TP5』と『TP5x』が新登場。これまでは2年周期だった新製品リリースを1年遅らせ、満を持しての発表・発売となった。これまで同様に、5層という構造に変わりはないが、今回の目玉技術は、新設計の低密度コア構造『スピードラップコア』の採用だ。ゴルフボールは「内柔外剛」構造にすれば、ドライバーなどのロングゲーム時には低スピン性能が上がるということがわかっているが、今回の5層構造のいちばん内側にあるコアを低密度にすることで、カバー素材として使用しているウレタンに近い軟らかさを実現したという。先に挙げたように「内柔外剛」の概念から、内側から徐々に硬くしていき、4層目のインナーカバーを最も硬い素材で構成することで、ロングゲームでの低スピン化を実現し、逆に4層目と5層目に採用した軟らかいキャストウレタンカバーにより「外柔内剛」構造になり、アプローチでのスピン性能を向上させたという。これにより、同社史上もっともソフトで、もっともボール初速が速いボールの製造を実現させている。また、カバーの外側にあるコーディングにはキャストウレタンカバーと同等の白さに微調整した新塗装を採用することで、視認性と同時に傷が目立ちにくく耐久性も向上したという。

画像: 同社から提供された新構造のイメージ図

同社から提供された新構造のイメージ図

100切りゴルファーである編集担当が、実際に新旧の『TP5』と『TP5x』を打ち比べる機会を得たので、簡単なインプレッションを伝えたいと思う。

軟らかい打感が好みの編集担当は『旧TP5』を愛用していた時期があり、『旧TP5x』はかなり硬く感じられ、飛距離性能は認めるもののパッティングの距離感が合わず、敬遠していた。ところが、『新TP5x』を打ってみると、『旧TP5』と打感ではそん色なく、ドライバーの飛距離性能でいえば、7ヤードほど伸びた結果となった。次に『新TP5』を打っていると、打感の軟らかさは旧シリーズはもちろん『新TP5x』よりもさらに軟らかくなっていた。ここまで軟らかく感じると逆に距離感がズレそうなものだが、テーラーの担当者によると「ローリー・マキロイをはじめ、スイッチは順調です。軟らかくなってもアプローチやパッティングの距離感についてプロから言われたことはない」とのことだ。

また、投資対象となっていたビジュアルテクノロジーであるNew『TP5 pix』『TP5x pix』もラインナップ。リッキー・ファウラーをはじめツアープロも使用する独特な三角形デザインを四角形の新デザインに変更。ブラックとオレンジの比率を50:50にすることで、グリーン上での視認性が向上し、より正確なアライメントとストロークをサポートするという。

画像: 同社から提供された『TP5 pix』のイメージ図

同社から提供された『TP5 pix』のイメージ図

価格はすべてオープンというが、1ダースあたり6300円前後になる見通し。

軟らかい打感が好きで、もう少し飛距離を伸ばしたいと思うゴルファーは一度試してみてはいかがだろうか。

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