2024年1月21~28日にかけて『みんゴル』で実施したアンケート「あなたのティーショットのミスは『チーピン』? 『スライス』?」の結果を集計したので、紹介していこう。
画像: ミスは仕方ないと思って「なにもしない」という人も……

ミスは仕方ないと思って「なにもしない」という人も……

クラブの進化でスライスが減少?

1週間という短い期間だったが、1000人を超える読者からの回答を得た。ここで改めて感謝の意を表するとともに、アンケート結果を見ていきたいと思う。

Q.ドライバーショットでの悩ましいミスといえば?

スライス●43%
フック(チーピン)●36%
両方同じくらいの割合で出る●15%
両方とも気になるほどは出ない●6%
2024年1月の集計結果

やはりスライスとチーピンでは、スライスに悩んでいるゴルファーのほうが多いようだ。ちなみに、2020年7月にも同様のアンケートを取っており、そのときの回答は下記のとおり。

スライス●47%
フック(チーピン)●33%
両方同じくらいの割合で出る●14%
両方とも気になるほどは出ない●6%
2020年7月の集計結果

この結果からわかるように、微々たる差になるが、スライスで悩やんでいるゴルファーが減り(47%→43%)、チーピン(フック)で悩むゴルファーが多くなっている(33%→36%)ことがわかる。2020年といえば、テーラーメイドは「SIM」、キャロウェイは「マーベリック」、ピンは「G425」シリーズが発売された年で、とくにテーラーメイドとキャロウェイから「ドローバイアス」モデルの投入があった年だ。あれから4年が経ち、「ドローバイアス」モデルはほぼすべてのメーカーから発売されている。ノーマルモデルと同等、とはいわないが、「ドローバイアス」モデルのシェアは上がっており、そのおかげでスライスの悩みが解決されてきているのかもしれない。

画像: ドローバイアスモデルの先駆け的存在のピン「G425 SFT」と20年に発売されたテーラーメイドのドローバイアスモデル「SIM MAX-D」

ドローバイアスモデルの先駆け的存在のピン「G425 SFT」と20年に発売されたテーラーメイドのドローバイアスモデル「SIM MAX-D」

また、腕前と悩みの関係だが、スライサーは「ビギナー、100が切れない、100前後」のゴルファーで、チーピンは「100前後、だいたい90台」で約60%を占めるという結果になった。「上達すると、スライスではなくチーピンに悩むようになる」と昔から言われているように、いまでもこの傾向は変わらないようだ。

悩みの対処法についても聞いてみた。下記の結果になった。

Q. どのように解決中?

練習あるのみ!●58%
あるがままの精神!●13%
ミスを減らせるクラブを選ぶ●11%
レッスンに通っている●10%
むしろマネジメントに活かしている●8%
※2024年1月の集計結果。割合が多い順

やはり「練習あるのみ!」と「レッスンに通っている」という“練習”で解決しようとするゴルファーが多く、全体の約7割(68%)に達している。なお、20年の結果では69%だったので、大きな変化はないようだ。また、タイムパフォーマンスが叫ばれる時代の影響からなのか、一番増えたのは「あるがままの精神!(とくになにもしていない)」という回答。3%の上昇という結果になった。

練習あるのみ!●60%
ミスを減らせるクラブを選ぶ●12%
とくになにもしていない●10%
レッスンに通っている●9%
むしろマネジメントに活かしている●9%
-※2020年7月の集計結果。割合が多い順--

約7割いる練習で弱点を直したいと思っているゴルファーにオススメの記事を紹介するので、参考にしてほしい。

●スライスに悩むゴルファーに

●チーピンに悩むゴルファーに

●どちらも出るというゴルファーに

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