7月にブライソン・デシャンボーがドナルド・トランプ前大統領とのラウンドを自身のYouTubeチャンネルで公開したことが話題となったが、今度は民主党の大統領候補に指名されたカマラ・ハリス氏とのゴルフを熱望している?
画像: デシャンボーからゴルフのオファーをされたハリス副大統領(PHOTO/Getty Images)

デシャンボーからゴルフのオファーをされたハリス副大統領(PHOTO/Getty Images)

巷ではアメリカのゴルファーには共和党支持者が多いとされるが、デシャンボーがハリス氏にゴルフを提案しているのは、どうやらYouTubeチャンネルの視聴者数を増やす目的があるようだ。

というのも、先のトランプ氏とのプレー動画は、公開後わずか48時間で650万人が視聴したとか。

「どの政党を支持していようが、影響力のある人間とプレーするのは名誉なこと」とデシャンボー。とはいえハリス氏はあまりゴルフに興味がないようで、デシャンボーのオファーを受けることはなさそう。ミネソタ州知事で民主党の副大統領候補であるティム・ワルツ氏は、2020年、コロナ禍にミネソタ州でいち早くゴルフを解禁したことで知られており、SNS上では「ワルツ氏とラウンドしたほうが良いのでは?」との声も。

副大統領候補のゴルフ好きということでは、共和党の副大統領候補であるJ・D・バンス氏は、自著でタイガー・ウッズのファンだった祖母の影響でゴルフを始め、「高校の最後の年に、ゴルフチームに入ろうとしたことがある」と書いている。

結局はチームには入れなかったものの、そこそこの腕前かもしれない。

ゴルファーには共和党支持者が多いと先述したが、ちょっとした異変が起きている。トランプ氏の牙城で、20年の選挙では68%が共和党を支持したというフロリダ州中央部の郡で、数百台のゴルフカートがハリス氏を支持するために集まったのだ。

ニューヨークタイムズ紙による8月13日の統計では48%がハリス氏を支持しており、トランプ氏を1%上回ったとか。

かねてからスコア改ざんやゴルフの"ごまかし"が指摘されるトランプ氏は、共和党を支持するゴルファーにとっても受け入れがたい?

※週刊ゴルフダイジェスト2024年9月3日号「バック9」より

アメリカ大統領のゴルフ

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