小島が予想する優勝候補は “ユタカ” でお馴染みのあの選手 !
ZOZOチャンピオンシップの練習日、プロアマと2日間観ているリッキー・ファウラーに対して、「今回ZOZOチャンピオンシップが最後の開催となるけど、僕の印象としてはゴルフ中の雰囲気も落ち着ていて、スウィングの方向性に関しても安定してきている。以前、悩んでる時はずっとスウィングの形をプロアマの中でも練習ラウンドでも確認しながらプレーするっていうケースがあって、ある意味うまくいってないのかなっていうのは表情からも見て感じ取れました。今回は凄く表情も明るいですし、充実しているように感じます」と、ファウラーの技術、雰囲気は良い方向へ向かっているという小島。
続けて小島は大会に勝つための条件を「トーナメントに勝つためには技術はもちろんのこと、メンタル、体の状態、コースへのフィットなど色々なものが噛み合わないといけない。今回はその辺りが全て充実するしている様子。僕としてはリッキー・ファウラーが優勝候補に近いと分析。みなさんにも注目してほしいです」。
2023年と2024年スウィングと11番ホールで比較 !
“Mr. ZOZOウォッチャー”こと小島慶太が2023年と本日のスウィングを比較。一見あまり変化していないように見えるこの写真2枚にも、小島慶太は「歳を重ねてきたと言うのもあるけど、上半身と下半身の捻転さを作り過ぎず、上半身と連動するような形で下半身を動かすようになったので、スウィングに無理がなくて、振りやすそうな印象でした。ショットの調子や雰囲気など、総合的に仕上がってきたんじゃないか」と話す。
またトップでのクラブ位置に関しては、「2023年はレイドオフ気味にクラブヘッドが下に落ちてましたが、レイドオフ具合を抑えてややクロス気味にクラブを動かして、トップが高くなったようにも見えます。クロス気味に動くトップの形は悪い要素ばかりではなく、その人がどうやったらクラブをコントロールしやすいかっていうところが大事になります。結果としてファウラーはややクロス気味なスウィングのほうが安定感があるように見えました」と23年大会にて撮影した11番ホールでの写真を比較しながら語った。
リッキー・ファウラーの対抗馬⁉
そしてファウラーへの対抗馬として注目して頂きたいのが大西魁斗選手です。
「来季のPGAツアーの出場権も獲得し、ZOZO所属ということもありモチベーションが高く感じましたし、練習ラウンドの状態は良く見えました。ファウラーを本命とするならば、大西魁斗が対抗馬なのではないかと思います」
ファウラーはZOZOチャンピオンシップ2022年大会で惜しくも優勝を逃しているため、今大会で完全復活も期待できるだろう。明日から開催されるZOZOチャンピオンシップでは、今回紹介した2人の他、普段では見れない海外選手のショットにも注目しよう。